オールドレンズで撮る、ポートレート写真
オールドレンズを使って撮る、ポートレート写真。
オールドレンズは、フィルム時代に使われていた古いレンズのことで、マウントアダプターを使うとデジタル一眼レフにも使えます。
オールドレンズの場合手でピントを合わせなければならないので、デジタル一眼レフ用のレンズよりも少しピント合わせは難しい!
ですが、独特の風合いがあり、面白い写真が撮れるのでオススメです。
今回はオールドレンズでポートレートを撮ってみた感想と、ちょっとしたコツをご紹介します。
目次
ピント合わせが難しい、でもそれが楽しい。
特にポートレートは動く被写体。ピント合わせはとても難しいです。
今回の写真は全てf1.8の開放で撮影したのですが、ピント合わせはかなりシビアでした。
でも、それが楽しい!ちゃんとばっちりピントがあったときはとてもシャープに写りますし、ピントが少しずれた場合は、どこかボーッとしたような柔らかい写真が撮れます。
また、あえてピントを外せるのもオールドレンズの良さ。もちろんマニュアルフォーカスにすればデジタル一眼レフ用のオートフォーカスレンズでもできなくはないですが、オールドレンズならではの描写との組み合わせがすごく好きで、この組み合わせをよく使っています。
ピントをほんの少しずらしたり、思いっきりずらしたり。そうすることで様々な雰囲気の写真に仕上がります!
▼思いっきりピントをはずした写真
特にこのピントをゆる〜く合わせる写真はオススメ。
ぜひお試しいただきたいです。
彩度が低めの柔らかい描写。
オールドレンズで撮るポートレートは、デジタル一眼レフ用のレンズで撮るよりも少し色あせたような感じの柔らかい描写になります。
彩度は加工すればデジタルレンズでも表現できますが、柔らかい描写は独特です。
今回使っている写真は加工してるので色味などは参考にならないかもしれませんが。。
ちなみに、カメラは Canon EOS 5D、Nikonレンズ用のマウントアダプターを装着して、Nikkor 50mm f1.8の単焦点レンズを装着しています。
中古で2万円くらいの安いオールドレンズですが、すごく万能に使えるのでコストパフォーマンスは良いはず!
もしオールドレンズを買うなら、やっぱり単焦点レンズがオススメです。
オールドレンズで広がる写真の世界。
様々なレンズがありますが、個人的にはオールドレンズは1本持っていても損はないと思います。新品のレンズよりも安いものが多く、種類も様々。そして描写や撮れる写真がすごく独特なものになるので、写真がもっと面白くなります。
ポートレートだけでなく、スナップなどでも良い仕事をします!
アダプターも安いので、無理なく揃えられると思いますので、中古カメラ屋さんなどに足を運んで、色々と試してみるのがオススメです!
(関連ページ:【徹底解説】レトロな写真が撮れる!オールドレンズの魅力と使い方)