被写体を思いっきり引き立てて!「日の丸構図」の活用法
みなさんこんにちは。普段、写真を撮る時には「構図」を意識していますか?構図は写真が上手くなるためにとっても重要な要素なんです。今回は構図の中でも基本中の基本、「日の丸構図」とその活用のポイントをご紹介します。
目次
日の丸構図とは
日の丸構図とは、その名の通り日本の国旗のようにメインとなる被写体が写真の中心にくる構図のことを言います。特徴としては被写体を目立たせることができ、見ている人に伝わりやすいです。初心者の方はまずは日の丸構図から意識してみると良いと思います。
上の写真は両方とも紫陽花と女の子ですが、自然と中央に目が行きませんか?
ただ、日の丸構図は中央に撮りたいものを配置するというよくあるパターンなので”ありきたりな写真”になってしまうことが多く、少し慣れてくると「同じような写真ばかりでつまらない」と感じてしまうのが欠点です。
日の丸構図に向いている被写体は?
日の丸構図を最大限に活かせるのはやっぱりポートレートです!モデルさんを思いっきり引き立ててくれる構図なので撮っていてとても楽しいですね♩
あとは建物やお花も、日の丸構図で撮るととてもダイナミックで一番わかりやすく伝わるので中央にどーん!と置いてみてください。
逆に、あまり日の丸構図に向かない被写体は「料理写真」です。
上の写真のように中央に置いて真正面から撮影した左のジェラートよりも、少しずらして角度をつけた右の方が、なんだか上手な写真に見えるかと思います。
被写体から少し離れてみよう!
ありきたりで平凡な写真になってしまいがちな日の丸構図も、被写体との距離感を少し変えるだけでいつもと違った雰囲気にもすることができるんです。
被写体から一歩、二歩と引いてみましょう。
いつもお顔がメインで胸より上ばかりのポートレートならば、全身を写せるくらいまで離れてみてください
いかがでしたでしょうか。ありきたりな構図と耳にすることも多いですが、おしゃれに見えるように工夫するのが楽しかったり、独特な雰囲気を作れたり、とっても奥が深い構図です。様々な距離感で遊びながら、被写体を思いっきり引き立ててくれる日の丸構図で撮影を楽しんでみてください♡
編集部/りな(Instagram)