【鳥取】古刹大山寺とフラワーパークを巡るオトナ女子のカメラ旅
こんにちは♪ カメラガールズ Editorsのかくたです。今回は、東京羽田から1時間ちょっとの空の旅でお手軽に行ける鳥取県米子市のフォトスポットを紹介します♪
米子のおすすめポイントは・・・
①飛行機を使うと近い
②公共の交通機関(バス・電車)でフォトスポット巡りができる
③パワースポットで心と身体の充電ができる
ことです!!
目次
”霊峰大山の麓で絶景ハイキングを楽しむ”
旅の始まりは、米子鬼太郎空港からバスで約30分の米子駅から。大山る〜ぷバスに乗って、中国地方最高峰の霊峰、大山(だいせん)へハイキングに向かいました。(登山ではなく、2時間くらいのお手軽なハイキングです)
大山ナショナルパークセンターでバスを降り、大山寺へと山道を登ります。ちなみに荷物は大山ナショナルパークセンターのコインロッカーに預けることができます。
しばらく歩くと大神山神社奥宮の鳥居が見えてきました。鳥居の向こうは、冷んやりとした神聖な空気で、す〜っと気持ちがスッキリしました。山道を少し進んで、脇道へ右折すると「金門」と呼ばれる絶景のパワースポットが現れます。
真正面に見えるのが大山。金門は、かつて修験道で栄えた大山寺の僧兵の修行の場であり、僧兵が飛び降りたとされる巨大な岩を見ることができます。
山道に戻り、大神山神社奥宮へと向かいました。質素な木の造りながら、堂々とした佇まいで力強さを感じる神社でした。参拝をして、清々しい気分になった所で、次の絶景スポット寂静山へ向かいます。
寂静山山頂へは、奥宮から徒歩25分くらいで登ることができます。登ると言っても、奥宮からバス停方面へ戻る途中に寂静山があるため、ほとんど降り坂で、すんなりと登頂できます。道中、可愛いキノコ(でも絶対毒キノコ)や風変わりな植物、鳥のさえずりなどに癒され、自然を満喫しながらの楽しいハイキングコースでした♪
寂静山山頂から、日本海方面の弓ヶ浜と、大山を眺めました。米子、境港を一望できる見晴らしの良い山頂はオススメです! 大山を見るには、金門からの眺めと大差がないため、体力に自信のない方や時間に余裕のない方には、金門をオススメします。
”フォトジェニックなお寺カフェで小休憩”
帰りのバスまで時間があったので、「お寺カフェ」の看板に惹かれて、バス停から近くのお寺をリノベーションした自家焙煎コーヒー・和雑貨のお店「田舎家」さんへお邪魔しました。
自家焙煎コーヒー、その名も「大山」は大山と同じ標高のエクアドルの豆を使ったさっぱりした飲みやすいコーヒー。ほんのりと優しい甘さのおからケーキと共にいただきました。こちらのケーキセットは550円とお財布に優しく、ハイキングで冷えた体がコーヒーで温まりました♪
「田舎家」さんは玄関を入ってすぐにお堂があったり、和風の庭園にはお地蔵さんや仏像があり、小さなお寺さんそのままのカフェで、お寺好きの御朱印女子としては、居心地がよく落ち着く空間でした。
大山の麓には他にも見晴らしの良いカフェや、天然温泉があり、ゆっくり過ごすのも良さそうです。
”ちょっと寄り道 大山まきばミルクの里”
大山る〜ぷバスを大山まきばミルクの里で途中下車して、大山と弓ヶ浜方面をパシャり。
大山は見る方向によって姿を変え、こちらから見える姿はなだらかで、伯耆富士や出雲富士などと呼ばれているそうです。
大山まきばミルクの里では、大山名物「白バラ牛乳」を使った絶品のソフトクリームをいただくことが出来ます。ソフトクリームというよりは、濃厚な牛乳!!クリーム状の牛乳を食べているような衝撃の味でした。牛乳好きの人は是非試してみてくださいね♪
”日本最大級のフラワーパーク とっとり花回廊”
米子駅へ戻り、無料シャトルバスで次の目的地「とっとり花回廊」へ向かいました。
とっとり花回廊は東京ドーム11個分の日本最大級のフラワーパークで、テーマごとにエリアを区切り、花畑やイングリッシュガーデン、ハーブ園、熱帯植物など様々なお花を見ることが出来ます。私が訪れた10月はサルビアと薔薇、コスモスが見頃を迎えていました。
一面の真っ赤なサルビア畑は、鮮やかで力強く、背後に見える大山と合わせて、広大なパワーを感じました…!
お花を十分に見て楽しんだので、次は食べてみよう!と園内の「レストラン花かいろう」で花ちらしをいただきました。お花の味は・・・甘酸っぱい!?
あまりわかりませんでしたが、上にかかった洋風ドレッシングと酢飯に合うような若干の酸味と甘い香りを感じました。ちらし寿司には、鳥取県境港で水揚げされたカニが使われていて、インスタ映えだけでなく、お味も美味しくいただきました。
”しっとりとした夜の大山寺で和傘を撮影”
最初に紹介した大山ですが、夏と秋の期間限定で大献灯・大山和傘灯りが行われ、大山る〜ぷバスも期間限定で夜間運行します。夜の大山はしっとりとした和の雰囲気で、まるで物語の中にいるような花魁道中のような妖艶な大人の色気を感じました。日中とは全く異なる情景なので、昼にロケハンをして、夜に和傘撮影をしても違う顔の大山を楽しめますよ!
大山和傘灯りは三脚の使用NGなのですが、今年の秋から有料カメラマン枠として、一般観覧者の入場前に三脚を使用して撮影に専念できるプランが登場しました。こちらの写真はカメラマン枠で、三脚を使用して撮影しています。思うような写真が撮れて大満足でした!参加される方は公式ホームページの情報をご確認ください♪
以上、駆け足で朝から晩までの米子撮影旅行でした!!
米子の撮影スポットは、車がなくても巡れるのがメリットですが、バスや電車の本数が少ないので、参考にお出かけする際には、時刻表の確認に注意してくださいね♪
余談ですが、私は翌日、米子から電車に乗って「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる先生のふるさと境港を旅しました。境港は、米子鬼太郎空港からも近くアクセス抜群です!境港観光は、カメラガールズ のこちらの記事を参考にしました!鳥取に興味のある方は、境港も要チェックです♪
【鳥取県】山陰のまんなかで、穴場スポットをめぐるカメラ旅レポ。
https://www.camera-girls.net/basic_act/saninrepo2/
編集 / カメラガールズEditors かくた (Instagram)