なぜか撮ってしまう偏愛コレクション「足元」
きれいな景色でも決定的瞬間でもないのに、なぜか気になって撮ってしまうものってありませんか?
前回「植物に浸食される壁」をご紹介しましたが、過去の写真を振り返ってみると「足元」の写真もたくさん撮っていましたので、今回はこちらをご紹介いたします!
目次
日常の中で
ストリートスナップを撮るとき、人の動きやお洒落なお店のディスプレイに目が行きがちだと思います。しかしそこで、ふと足元を見ると気になるものがあったりします。
フィルムカメラ「LC-A」で撮った駐車場の番号表示です。数字や文字が書いてあると、気になってしまいませんか?
建物の屋上の錆びた階段。これはどれくらい前からあるんだろう? 時間の経過を感じさせてくれて、興味がわきました。
こんなにきれいにまとめられたホースは、もう撮るしかないでしょう(笑)
雨宿りしていたときも、大きな雨粒だけでなく「下に書いてある何か」を探して駐車場の番号と合わせて撮りました。
自然の中で
土や草など自然の中にも気になるものがありました。
木漏れ日のスポットライトが、「撮ってくれ」とばかりに落ち葉を照らしていました。はい、おっしゃる通り撮りました(笑)
冬の寒い朝。逆光で撮ることで、落ち葉の輪郭がはっきり見えてきます。
こちらは梅の花です。かわいらしい花びらが落ちてしまうのは切ない気もしますが、梅の季節が終わればもうすぐ春がやってきます。自然の中にある葉や花は、上から撮るのではなく視点を下げて撮りました。
ミラーレスカメラや、背面モニターの角度を調整できる可動式モニターのついたデジタル一眼レフでしたら、這いつくばってファインダーをのぞかなくてもモニター上でピントを合わせて撮ることができます。
旅行先で
旅行先では撮るものを探す感度が高まるようで、おもしろいものがたくさん見つかります。
佐賀県の高島は「宝当神社」という宝くじの当選祈願で有名ですが、猫が多い島でもあります。猫の足跡について行くと、招き猫に誘われたみたいで御利益がありそうですね!
こちらは現代アートの島として有名な岡山県の犬島です。「家プロジェクト」の一環で、集落の路地の地面に動物や植物が描かれています。お気に入りのアートを見つけてパシャリ。
まとめ
なぜか撮ってしまう偏愛コレクション、足元編はいかがだったでしょうか?
いろんなところに視線を向けて撮ることで、おもしろい発見がありました。また過去の写真を見返してカテゴライズすることで、「自分の興味が惹かれること」を認識することも出来たと思います。これからも新たな偏愛を探しつつ、日常フォトの楽しさを見つけて行きたいと思います!
編集/カメラガールズEditors コノハ