【和歌山】無人島で遺跡探検!OLYMPUS E-PM2で巡る友ヶ島
みなさん友ヶ島はご存知ですか? 友ヶ島とは、和歌山県と兵庫県の淡路島の間にある四つの島の総称です。このうち定期船で渡ることのできるのは、友ヶ島の中で沖ノ島だけ。あれ? 沖ノ島って聞いたことありませんか? そう。日本標準時子午線の日本最南端の地と知られているあの島です。なんとこの沖ノ島は、遊歩道が整備されており、旧日本軍の砲台跡や弾薬庫などの遺跡が残る島なのです。夏にはBBQやキャンプ場で賑わい、宿泊もできます。遺跡と自然が融合したこの無人島はその独特な雰囲気が、ジブリのラピュタやゲームの世界のようだと口コミで人気が出てきた観光地です。その魅力をさっそく紹介していきましょう。
● この旅で持って行った機材
カメラ
・OLYMPUS E-PM2
レンズ
・M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R
● 必需品
動きやすい服装、懐中電灯、虫除けスプレー
● 一緒に行った人
友人
● アクセス方法
加太線の終点である加太駅から加太港まで徒歩15分、加太港からフェリーで20分
● かかったお金
加太駅までの電車代+フェリー代往復2200円
目次
めでたい電車で加太駅に向かおう!
南海電鉄加太線の和歌山市駅と加太駅を結ぶ観光列車です。ピンクの車体がとっても可愛いです。加太駅まではぜひこのめでたい電車に乗って、気分を盛り上げましょう。運行ダイヤが決まっているので、時間をしっかり調べてくださいね。
このめでたい電車は、内装にもこだわりがいっぱいです。魚の形のつり革に、鯛柄の座席シート、鯛マークのポスターや扉デザイン。個人的には、床の魚模様がお気に入りです。この内装は、「加太の鯛」が車内を泳ぐイメージを表現しているそうです。優しさと温かみのある車内にほっこりしますね。ぜひお気に入りの鯛デザインを見つけて、カメラを向けてみてください!
フェリー乗り場に向かおう!
加太駅に着いたら、フェリー乗り場の加太港に向かいます。加太港までは徒歩15分ですが、民家の間を抜けての道のりなので、ちゃんと辿り着くか不安になります。観光通りになっていないところがまた趣ありますね。
写真は、加太港近くにあったお店で食べたかき氷。この日はとっても暑くて。出港までの間にここで涼ませてもらいました。美味しかった!
ここで注意点です。加太港には、トイレがあり、少しだけ飲み物や食べ物が買えますが、充実はしていません。加太港までの道のりにあるコンビニでトイレや食糧を調達しておくことをおすすめします。まだまだ発展途上な観光地であることをお忘れなく。
加太港からのフェリーは友ヶ島汽船が運営しています。予約は受け付けてないので、当日の整理券を受け取ってください。フェリーは小さめなので、悪天候の場合は欠航することがあります。運行状況は必ず公式サイトでご確認ください。
いよいよ出発! 友ヶ島散策!
フェリーが出港しました! 心地よい潮風を感じながら友ヶ島に向かいます。友ヶ島まではフェリーで20分。島の外観を見ながら、海上散歩を楽しんでください!
友ヶ島に到着しました! 友ヶ島に着いたら、すぐ案内センターがあります。見所を確認して観光スポットに向かいます。友ヶ島は、遊歩道が整備されていると言っても、かなり自然に溢れた道ばかりです。あまり肌を出しすぎない動きやすい服装は必須です。夏は日差しが強いので、帽子も忘れずに。また、こまめに水分補給をしてくださいね。
こちらは第2砲台跡。崩れ落ちた外壁やレンガを這う緑が迫力満点です。内部は立ち入り不可です。海も見渡せて景色がよかったので、ここで座ってご飯を食べました。私たちの他にもシートを敷いて休憩している人たちがちらほら。
腹ごしらえをして再び散策。坂道を登って、タカノス山展望台へ。道のりはかなり険しかったですが、標高119.70mからの眺めは絶景でした。
第3砲台です。レンガ作りの弾薬庫や大砲を置くための砲座が残っています。弾薬庫の中には入ることもできます。暗いので懐中電灯があれば安心。かなりアドベンチャー気分が楽しめます。レンガ造りの建造物と緑が生い茂っていて、まるでゲームやアニメの世界。このような緑の多い写真を撮った後は、レタッチの際に彩度を高めに設定すると、緑が強調されていい仕上がりになりますよ。
まとめ
いかがでしたか。友ヶ島だけでなく、加太には淡島神社という知る人ぞ知るパワースポットもあります。安産、子授け、縁結びなどの女性に嬉しいご利益がある神社です。人形供養も有名で、数多くの雛人形や日本人形が境内の至るところに並んでいるとのこと。私たちはちょっと怖くて行けませんでしたが、友ヶ島の帰りにぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。無人島で遺跡散策ができる友ヶ島。夏は暑いので、涼しくなるこれからの季節にぜひ訪れてみてください。
編集/カメラガールズEditors かっちゃん(Blog)