カメラのファインダーって、どっちの目で覗くのが正解?
あなたはファインダーを覗くとき、右目・左目どっちの目で覗きますか?
この記事を書き始めたとき「右目でファインダーを覗いて、左目で周りの風景を見るのがポピュラーなんだよね」と思いながら、実際にカメラを構えてビックリしました。なんと私は左目で覗いていました(これは少数派で、8%ほどしかいないとか?!)
正直、覗く目は「これが正解」「これじゃなきゃダメ」というものではないのですが、カメラの作りだったり利き目だったりで「右目でファインダーを覗く」スタイルの方ががほとんどかと思います。一般的に右目が利き目の方が多いので、みなさんも無意識に右目で覗いているのではないでしょうか。ちなみに眼鏡屋さんのホームページにあった利き目と利き手の割合の記事を引用させていただきましたが、利き目と利き手が同じ側というのが圧倒的多数でした。逆のパターンは本当に少なくてびっくりです。
利き手が「右」 | 利き手が「左」 | ||
利き目が「右」 | 76% | 74% | 2% |
利き目が「左」 | 24% | 8% | 16% |
出典:メガネのセンリ
https://www.meganenosenri.com/promotion/1/blog_detail.html?key=entry&value=2440
ちなみに利き目の調べ方ですが、指で輪っかを作り(OKサイン)ファインダーを覗く要領で、まずは「両眼で」何かターゲットとなる物をその輪っかの範囲内に入れます。空いている方の手で右目左目を交互に塞いでみて、両眼で見たときとあまり位置が変わらない方が利き目になります。
カメラの構造も基本的には右手操作の右目で覗く形で作られています。なので、左目で覗いてしまうと、顔が右手を圧迫してカメラのボタン操作がやりにくかったりします。また、右目で覗く形の方がホールドの安定性がいいとも言われています。
右目でファインダーを、左目で外の風景を見ることは、全体の風景を感じながら構図を考えることができるのでメリットはあるかと思います。しかし、左目で覗いているからといって無理に覗く目を変える必要もなく、しっくりくる方でしっかりファインダーを覗いて撮ることが一番かと思います。その際、カメラをしっかりホールドすることとファインダーの外、周りの人や物の動きなどに注意を払うことをお忘れなく!
カメラガールズ編集部 イチ/ Instagram