あこがれの「バンライフ」で瀬戸内の青い海と空をめぐる旅
みなさんは「バンライフ」という言葉を知っていますか?
バンライフとは、「バン(van)」と「ライフ(life)」をかけあわせた造語で、クルマを中心としたライフスタイル、つまりは車に必要な物だけを積み込む暮らしのこと。
今回トライする、「車中泊」もこのバンライフに含まれます。
昔は車中泊は男性がやる遊び…なんて思われてましたが、今や女性も楽しむ時代。しかも車内を便利にカスタマイズしたり、好きなもので埋め尽くして「フォトジェニック」な空間にしてみたり、自分の部屋のように「くつろぎ」の空間にすることもできます。
そんな気分がアガる車で、自由に移動をしながら撮影を楽しんでみたい! でも、イチから車をカスタムするのはハードルが高い…。安心してください、そんなワガママな私たちにぴったりのプランがあるんです!
それが『Carstay』のキャンピングカーのレンタル・シェア!
こちらではキャンピングカーのレンタルだけでなく、安心して車中泊ができるスポット(Carstayステーション)も検索できるんです。まさに初心者にうってつけ。
おしゃれな車中泊を撮影のメインにしてもいいですし、車中泊を楽しみながら、大自然の素敵なスポットを友達と一緒にめぐるのも楽しいですよね。
Carstayの利用方法はとっても簡単。
1.ゲスト会員登録
初期費用・月額料は無料!
2.キャンピングカー・車中泊スポット検索
キャンピングカーは一部を除いて、普通自動車免許で運転が可能!
3.予約する
カレンダーの空き状況を確認し、日程・オプション・決済情報を入力し予約
4.チャットでオーナーとやりとり
当日の流れや、設備の使い方などを直接聞けます(予約前でも質問OK!)
5.キャンピングカーの受け渡し・車中泊スポットのチェックイン
6.キャンピングカーの返却・車中泊スポットのチェックアウト
キャンピングカーの場合:燃料を満タンにして返却
車中泊スポットの場合:ゴミ処理や片付けをして忘れ物のないように!
しかもCarstayのホームページでは「キャンピングカーの運転のしかた」や「車中泊・キャンプのマナー」についての記事などもあって、「バンライフ」初心者には助かりますよね。
さて、オシャレなキャンピングカーをレンタルして、どこにでかけるか…。
CarstayのホームページでCarstayステーション(車中泊スポット)をいろいろ調べて、広島県三原市に決定! 海と山と街が近くて、すぐに大自然を満喫できる便利な街。アウトドア好きにはたまらないエリアです。
しかも三原市には広島空港があり羽田空港から飛行機で1時間30分ほどで到着、広島駅から新幹線で25分という、他県からのアクセスも抜群の場所です。
そして瀬戸内でも有数のマダコの産地で、美味しいものもしっかり楽しめる…! 景色も食事も大満足できる予感。
そんなよくばりな私たちの、三原市での初「バンライフ」をご紹介します!
目次
みんなで名物『三原だるま』の絵付けにチャレンジ!
三原市は『三原だるま』が有名な街。
三原だるまは「願いが成るように」と、中に鳴り物の鈴や小石が入っていて、頭が細長く豆絞りのハチマキをしている、ちょっと変わっただるまです。目も最初から書き入れてあるんですよ。
家族の安全と繁栄を祈る縁起物として親しまれている三原だるま、ここでは絵付けが体験できるそうなので、さっそくトライしてみました!
だるまはあらかじめ下塗りされていて、「だるまの顔」と「ハチマキの模様」を書き込むだけなので、初心者でも簡単!
あっという間に、自分だけのだるまが描き上がりました! 描き手の個性あふれる顔が揃いました(笑)
ここからしばらくは、AチームBチームに別れての旅がスタートです。
● information
三原だるま工房
GoogleMap / HP
目の前に広がる「瀬戸内海ビュー」を独り占めできるカフェ
ランチを食べに、海側の国道沿いにある『CAFE NEJIRO(カフェ ネジロ)』へ。
カフェは『NEJIRO ANTIQUES(ネジロ アンティークス)』というアンティークショップの建物の、外階段を上がった2階にあるとっても眺めのいいお店です。
カウンター席のある窓辺からは綺麗な海がどーんと見え、双眼鏡も置いてあるので、瀬戸内海の絶景をじっくり楽しむことができます。
そして、三原市の名物と言えば「タコ」! 足が太くて短くて身が引き締まっている三原のタコは、こりこりっとした歯ごたえが楽しめるのが特徴。
ということで、こちらでは三原のタコを使った「タコ壺カレー」をいただきました。タコと甘辛なカレーがとっても美味しかったです。
目の前に広がる瀬戸内海の風景に思わず時間を忘れてしまいそうでしたが、まだまだ今日のお楽しみは盛りだくさん! ということで、次の場所へ移動です。
● information
CAFE NEJIRO
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若夫婦の思いのこもった古民家カフェで、美味しいランチとスイーツを
「人と人をむすぶ」「人と料理をむすぶ」「人と空間をむすぶ」という意味を込めて名付けた、『古民家カフェ&宿 むすび』さんでランチ。
こちらも海沿いにあり、古民家の庭園は美しく手入れがされていて、食事しながら眺めていると、とても静かな気持ちになれます。
ランチは日替わりの「むすび御膳」「お魚御膳」と月替りメニューがあり、添えられた小鉢は毎日変わるそう! しっかりとしたボリュームで、お腹も心も大満足できますよ。
しかし、どんなにお腹いっぱいでも、スイーツは別腹。
季節の果物を使った、とっても綺麗なスイーツの写真を撮りつつ、もちろんこちらも美味しくいただきました。
和の建築は、淡く優しい光が部屋に差し込むので、写真を撮るのも楽しいですね。
● information
古民家カフェ&宿 むすび
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「みんなで」海に触れ合える、とっておきの「映え」スポット
三原市の中心部から車で約20分の距離にある『すなみ海浜公園』は海水浴だけではなく、緑地広場があって散策でも楽しめる場所。
しかも砂浜に降りるところまでスロープを設置していて、車椅子を利用する方や高齢者の方に利用しやすいよう、バリアフリー設計されているんです!
おじいちゃんおばあちゃんから赤ちゃんまで、家族みんなで、そしてどんな条件の人でも「海と触れ合える」公園になっているのは、とっても素敵ですよね。
※車椅子を利用されている方には、砂浜でも楽に移動できるランディーズの無料貸し出しもあるそうです
そのままでも美しい瀬戸内海を堪能できて、充分「映え」な浜辺なんですが、あちこちに写真を撮るのが楽しくなるようなプロップやスポットがたくさん。ここではお互いを被写体に、ポートレート撮影を楽しみました。
どうですか? 何も用意していかなくても、こんなに映える写真が撮れちゃうんです!
● information
三原市 すなみ海浜公園
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青い海に建つ、謎多き「真っ赤」な鳥居
この鳥居は国道をはさんだ『須波稲荷神社(すなみいなりじんじゃ)』にゆかりがあるそうですが、「なぜ海の中に」この鳥居が建てられているかは地元の方も知らないそう。
美しい海の青に、赤い鳥居がめちゃくちゃ映えています。
私たちもいろいろな角度からこの変わった鳥居を撮りまくりました。この時は干潮のタイミングでしたが、満潮だと台座の部分が海に沈み、また違う印象の写真が撮れそうです。
そうそう、この海に建つ鳥居は「ご来光スポット」で有名で、新年は国道沿いにクルマがぎっしりになるそうです! お近くの方は、ぜひめでたい写真を撮りに訪れてみてはいかがでしょうか?
● information
海鳥居 須波稲荷神社(すなみいなりじんじゃ)
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紅葉と新緑で有名なお寺で木漏れ日の「光と影」を撮る
AチームBチームが合流して向かったのは、「紅葉・新緑の佛通寺(ぶっつうじ)」とも言われる『佛通寺』。
その昔は京都にある『南禅寺』と同格に扱われていたという、大変由緒のあるお寺なんです。
木々の隙間から差し込む光と、落ちる影がとっても綺麗で、境内の中を散策しながらそんな綺麗な光をたくさん撮りました。
また、ここは広島県内屈指の紅葉の名所としても知られていて、多くの人が訪れるそう!
例年11月初旬から中旬には参道が綺麗に色づくそうで、紅葉の時期にはぜひ訪れたい場所ですね。
● information
佛通寺(ぶっつうじ)
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イングリッシュガーデンのある施設で、初めてのCarstay体験!
今回の旅の宿泊はCarstay。
…なんですが、Carstayステーション(車中泊スポット)が『ホテル&リゾート フォレストヒルズガーデン』というとってもフォトジェニックな場所!
ここは豊かな緑に囲まれた中にあり、貸切できるコテージがあり、宿泊だけではなくウエディングや、ゴルフやテニス・プール・サイクリング、なんと乗馬まで、いろんなアクティビティも楽しめちゃうんです。
晩御飯は新鮮な食材を使ったBBQ! コテージに宿泊した方は、食材から機材まで揃ったBBQセットを、コテージまでデリバリーしてくれるんだとか。(バーベキュープランは期間限定(7〜10月)となります)
今回はカメラガールズのメンバーに、特別にそのBBQセットをご用意いただきました!(※通常はコテージに宿泊の方のみのプランです)
テントもライトアップして雰囲気は最高! 花火をスローシャッターで撮影したり、星空を撮ってみたり…夜ならではの撮影もたっぷり楽しみました。
写真好きの仲間とこんな素敵なシチュエーションで、夜更けまでおしゃべりできるなんて、とっても貴重な体験ですよね。
こんなことができるのも、バンライフだからこそ。
朝から気持ちのいい散歩が楽しめるのがCarstayのいいところ!
朝は早起きして、手入れの行き届いた庭園を散策。美しい風景はまるでイギリスに来たかのよう…! あちこちに咲いているお花を撮ったりしました。
早朝から撮影できるのも、Carstayで素敵な「ビューポイント」に宿泊しているおかげ。
今回は特別に施設の中も見学させていただきました。こんなに綺麗なお庭が望める、光がいっぱいに差し込む結婚式会場でのウエディングは、とっても素敵なんだろうな。
● information
フォレストヒルズガーデン
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地元&イタリアの食材にこだわった、創作イタリアンが食べられる「道の駅」!
朝食を食べに、白竜湖(はくりゅうこ)そばにある道の駅、『よがんす白竜(はくりゅう)』へ。
地元の新鮮な野菜や果物やジビエなどを販売している『よがんす産直市場』『よがんす特産品売り場』など、ここに来れば「地元のおいしいもの」に出会えます。
特にオススメしたいのは『レストランYOGANSU』の、スペイン産の石窯で焼くピッツァ! 特産品の『大和レンコン』や自家製の燻製などを使っていて、注文を受けてから焼き上げるので、生地はカリッともっちり、チーズがとろとろなんです。
そして特産品の『はと麦』を焙煎した全粒粉を混ぜ込んだ、ヘルシーなソフトクリームも絶品! はと麦の香ばしさがミルクのやさしい甘さと調和し、後味もさっぱり。
● information
道の駅 よがんす白竜(はくりゅう)
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ピカピカのりんご、「果物狩り」はフォトジェニックの宝庫!
一年を通して果物狩りを楽しめて、旬の果物、美味しいスイーツなどの直売をしている『果実の森公園』へやってきました。
広い敷地内にはいろいろな果物畑や、広島空港の滑走路が見える眺めのとってもいい芝生公園、お土産が買えるショップなどがあり、ここだけでもたっぷり遊べそうです。
私たちが訪れた時は、りんご狩りがスタートしたばかり。
抜けるような青い空とピカピカの真っ赤なりんご、そして生き生きした緑の葉っぱがとってもフォトジェニックです。果物狩りって、実はとっても絵になるアクティビティなんですね。「りんご狩り」よりも「りんご撮り」につい夢中になってしまいました…(笑)
りんごには整腸作用や老化を予防してくれる成分もあるらしく、女子にはとっても嬉しいフルーツですね!「狩った」たりんごは、美味しくいただきました。
● information
果実の森公園
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大迫力! 日本一のアーチ橋で、キャンピングカーと記念撮影!
広島空港からすぐ近くに日本一大きなアーチ橋『広島空港大橋』があり、地元ではこのアーチ橋を「広島スカイアーチ」という愛称で呼んで親しんでいるそうです。
遠くから見てても「おっきいなあ」と思っていたのですが、近くまで来たらその大きさにびっくり!! こんな大きな橋を作るのって、とっても大変だったんだろうな…と見上げながら感動しちゃいました。
近くにある『棲真寺公園(せんしんじこうえん)』にある展望台からもこの橋を見ることができるのですが、この大きさを体感するなら、橋の下からがオススメ! 広角レンズを使って、ぐんとパースを効かせて撮ってみたり、望遠レンズを使って圧縮効果を使ってみたり…いろんな撮り方で楽しめそうですね。
● information
広島空港大橋
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ご当地お好み焼き「三原焼き」と、元祖「タコ入りお好み焼き」を堪能
『つぼみ』
『てっちゃん』
三原の旅をしめくくるのは、三原名産のタコを使ったお好み焼きの「びんご焼き」と、鳥もつ入りのお好み焼き「三原焼き」! こちらもAチームBチームに別れていただくことに。
『つぼみ』のびんご焼きは、新鮮なタコを頭から足まで使っていて、プリプリの食感や味わいが大好評で県外からもお客さんが来るお店なんだとか。
『てっちゃん』の三原焼きは「レバー、砂ずり、たまひも、キンカン」などがたっぷり入っていて、それぞれの味や食感の違いが楽しめます。ソースも三原特有で、広島県民にはおなじみのオタフクソースやカープソースよりも少し辛口だそうです。
どちらも麺が入っていてボリューム満点で、お腹がいっぱいになり幸せな旅の締めとなりました。
● information
お好み焼き てっちゃん
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お好み焼&お食事処 つぼみ
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三原市での、初めてのバンライフのレポート、いかがでしたでしょうか?
今までの「旅」とは全く違った体験をすることができました。まるでアメリカ映画のロードトリップのような、「自由」を感じることができる旅。自然もより近く感じることができ、海も空も森も、いつもと違って見えました。
そして、オシャレで、ちょっと秘密基地感のある車中泊。「泊まる」ことがアクティビティになる、バンライフって面白いなって思いました。
三原市にはホテル&リゾート フォレストヒルズガーデン以外にもCarstayステーション(車中泊スポット)がいろいろあるので※、また違う車で訪れてみたいです。
今度はしっかり装備を揃えて、星空撮影なんかもいいかも…。
※【現状、予約不可】になっている場所も、11月以降順次オープンしていくそうです!
ぜひ、みなさんも三原市でバンライフ、体験してみてくださいね。