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オトナ写真部「カメル」

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JR北海道で巡る、道東・北海道カメラ旅

北海道旅行には”車”が必須…なんて思っていませんか?
あまり知られていないかもしれませんが、北海道は鉄道が各地に走っていますので、色々なところに鉄道で行くことができるんですよ。中には鉄道で移動した方が早いエリアもあるんです! また、北海道の鉄道旅は車では感じられない”わくわくドキドキ感” がいっぱい! さらに鉄道旅だからこそ巡り会える景色もたくさんあるんです。運転疲れもしないので気楽に旅を楽しめるのもいいところ!

さて、今回の旅の始まりはここ帯広駅から。これから北海道・道東エリアの各地を巡ります。 さっそく列車に乗って、北海道の旅がスタート!

道東の銘菓である『標津羊羹』を車内のお供に♡ 車窓からの景色を見ていると、これから始まる旅へのわくわく感が止まりません!

まずは、最初の目的地である池田駅へ到着。池田町は、十勝平野の中央からやや右寄りに位置する小さな町なのですが、町全体でワイナリーを経営しており、『ワインの町』として国内外で高く評価されています。早速、池田町巡りスタート!

池田駅
https://kankou-ikeda.com/shop/64/

世界に誇る十勝ワイン! 工場見学とワイン城

池田駅から歩いて約10分。訪れたのは、池田町が世界に誇る十勝ワインを造る『池田町ブドウ・ぶどう酒研究所』です。ワイン工場には見学用の通路が併設されており、十勝ワインが全国に届くまでの作業工程を窓越しに見ることができます。

併設されたこちらの建物。ヨーロッパ中世の古城に似ていることから『ワイン城』と呼ばれています。2020年6月にリニューアルオープンを迎え新しくなったそうですよ。
ワイン城の中へ行ってみます!

館内では樽熟成・ビン熟成、そしてすでに出荷を終えた年代物のワインの数々や、実際にブランデーを熟成している樽をガラス越しに見ることができます。色々な展示物があって面白い!

フードカウンターテラスでのどかな風景を眺めながら、本場の十勝ワインで乾杯♡ お酒が一緒に飲めるのも鉄道旅のいいところ。
お土産には、十勝ぶどうのジュースを購入しました! 十勝ワインはもちろん、池田町の特産品も並んでいます。ワイン城限定の商品も多数あるので、是非チェックしてみてください♡

池田町ブドウ・ぶどう酒研究所 ワイン城
https://www.tokachi-wine.com/

特急おおぞらに乗車、釧路へ

ワイン城を後にし、再び池田駅へ。駅の前にある噴水をよく見ると、ワイングラスの形をしています。ワインオープナーを形どったオブジェもあり、ワインの町池田町にふさわしい駅でした!

池田駅を出発し、釧路を目指します。利用したのは『特急おおぞら』。 今回乗車したのは281系ですが、283系はブルーとグリーン、そこに丹頂鶴の赤を組み合わせており、名前だけでなく車体にも北海道らしさが表現されています。その土地ならではの列車に乗るのも、鉄道旅の楽しみのひとつ♡

特急おおぞら
https://www.jrhokkaido.co.jp/train/tr007_01.html

車窓からの景色を楽しんでいると、あっという間に釧路駅へ到着です。早速、今回宿泊するホテルがある釧路の街を散策していきます。

釧路駅
http://ja.kushiro-lakeakan.com/travelinfo/462/

釧路のシンボル! 幣舞橋

まずは釧路のシンボル、幣舞橋(ぬさまいばし)へ。札幌の豊平橋、旭川の旭橋と並ぶ、北海道三大名橋のひとつです。橋の上から眺める、釧路川と街並み。

実は釧路は『世界三大夕日』に選ばれているほど夕日が綺麗な場所! この日は、曇り空で夕日を見ることができませんでしたが、空全体がオレンジ色に染まる美しい景色を、是非この幣舞橋から見てみてください♡

また、夕日だけでなくライトアップされた橋や街の灯りで照らされた、散策路を歩くのもおすすめです。

幣舞橋
http://ja.kushiro-lakeakan.com/things_to_do/3688/

釧路発祥の『炉端焼き』で、海の幸を堪能!

北海道グルメといえば、海の幸は外せません。夕食は新鮮な海の幸を炉端焼きでいただきます。訪れたのは、『炉ばた煉瓦』。煉瓦倉庫を改造した趣のあるお店です。

魚介を炭火で焼く炉端焼き、実は釧路が発祥の地だと言われています。食材が持つ本来の旨味を、思う存分堪能♡

その土地の美味しいものを食べるのも、旅の楽しみのひとつ。お腹いっぱい、釧路の恵みをいただきました。

炉ばた煉瓦
http://www.renga.jp/

釧路センチュリーキャッスルホテルに宿泊

1日目は幣舞橋のすぐそば、『釧路センチュリーキャッスルホテル』に宿泊。ホテルからは、ライトアップされた幣舞橋と釧路の街を見渡すことができました! 釧路に来たら絶対に撮影したい風景だったので嬉しいです。駅からも歩いて近い距離にありますよ。

釧路センチュリーキャッスルホテル
http://www.castlehotel.jp/

しれとこ摩周号で川湯温泉へ

2日目がスタート。釧路駅から『しれとこ摩周号』に乗車し、川湯温泉へと向かいます。1番端の車両の窓から見る風景。列車からの風景が綺麗に見れる特等席ですね♡

まるでお家のような形をした川湯温泉駅に到着。都会とは違い、趣のある駅に出会えるのもまた、鉄道旅ならではです! タクシーに乗って次の目的地へ。

自然の力強さを体感! 硫黄山レストハウス

川湯温泉駅からタクシーで約5分、硫黄山の麓にある『硫黄山レストハウス』へ 。到着したと同時に、周囲に広がる岩肌の露出した荒々しい姿が目を惹きます。

噴煙口を間近で見ることができ、大自然のパワーを感じます! なんだか海外旅行に来たかのような気分です…!!  硫黄山レストハウスでは川湯温泉の源泉で作った硫黄山名物『温泉玉子』が人気のようなのでこちらもぜひチェックしてみてください。

硫黄山レストハウス
https://www.env.go.jp/park/guide/akan/facilities/mashu/05.html

駅舎を利用した喫茶店『オーチャードグラス』

川湯温泉駅に戻り、『オーチャードグラス』でランチタイム。旧国鉄時代からの駅舎を利用したアンティーク調の喫茶店です。ステンドグラスの装飾が可愛くてフォトジェニック! 外から入り込む光がまた写真映えします。素敵な店内と美味しいランチで、充実した時間を過ごせました。

オーチャードグラス
https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011202/1000232/

湯けむり漂う、川湯温泉足湯でポカポカに♡

温泉街散策の前に、川湯園地にある足湯で少し休憩。

立ち込める湯けむりの向こう側には川湯温泉街が広がります。地元の方も通う憩いの場となっている足湯。足から温まり、身体全体がポカポカになりました♡

川湯温泉街を散策

少し休んだところで、川湯温泉街を散策です! まずはレトロな雰囲気のお洒落カフェ『NOBEL』へ。外から入る光を利用して撮影した色鮮やかなクリームソーダ―はSNS映え間違いなし! 好きな写真が撮れて大満足♡

NOBEL
https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011202/1015430/

お土産屋や神社など温泉街散策を楽しんだ後は、夕食の時間に。

この日の夕食は『いなか家 源平』へ。釧路の台所といわれる和商市場から仕入れた旬の魚介類と、地元弟子屈町(てしがちょう)の食材を使ったお料理が楽しめるお店で、川湯温泉では名の知れた人気店! 釧路の恵みを美味しくいただきました。北海道といえば、やっぱりグルメですよね。

いなか家 源平
https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011202/1006800/

川湯観光ホテルに宿泊

2日目のお宿は『川湯観光ホテル』。源泉かけ流し、3種のお風呂が人気のホテルです。ゆったりとしたロビーもまた写真映えします。

館内にはなんと、駄菓子屋さんが! 昔食べていたお菓子がずらりと並び、どこか懐かしい気持ちになった夜でした♡

川湯観光ホテル
http://www.iionsen.com/

川湯エコミュージアムセンターでクラフト体験

3日目がスタート! 摩周地域の自然について解説をしている施設『川湯エコミュージアムセンター』へと歩いて向います。こちらでクラフト体験を楽しみます!

クラフト体験では、”アカエゾマツの森” を散策して自分で集めた素材を使います。素材から自分で集めると愛着も2倍! 素敵な旅の思い出が、ひとつの形になりました♡

川湯エコミュージアムセンター
https://www.kawayu-eco-museum.com/

川湯パーク牧場でエサやり体験

北海道といえば、牧場も忘れてはいけないマストスポット! ということで、『川湯パーク牧場』にやって来ました。小さな牧場ですが、乗馬体験やエサやりを楽しむことができる施設です。美味しそうににんじんを食べるお馬さんが可愛い♡

大自然の中を馬と一緒に歩き摩周湖を目指す『摩周湖ホーストレッキング』は大人気! この日は天候が悪く断念しましたが、絶対に面白いと思いますので、ここに来たらぜひ体験してみてください!

『森のホール』でランチタイム

北海道鉄道の旅ももう終盤。3日目は川湯温泉駅のそばにある『森のホール』でお昼をいただきます。

弟子屈産の食材をたっぷりと使ったランチ。手作りスイーツも人気で、ショーケースに並ぶケーキはどれも美味しそう…♡ ハンバーガーも絶品でした!

森のホール
https://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011202/1040272/

パンとセレクト雑貨のお店『PANAPANA』

こちらも川湯温泉駅のすぐそばにあるお店。定番から季節のものまで、パンがずらりと並ぶガラスケースの中からいい香りがしてきます♡ ローカルなお店巡りのワクワク感が楽しいです!

オーナーさんがセレクトした陶器などの雑貨も販売されていました。どれもお洒落! お土産にしても喜ばれそうですね。川湯温泉で立ち寄っていただきたいお店のひとつです。

PANAPANA
https://panapana87.com/

以上が北海道の道東エリアをめぐる鉄道旅のレポートです! 鉄道でもたくさんのスポットを自由に巡れるんですよね。
実は私たちも以前は『北海道は車移動。列車での移動は少し不便』というイメージがありましたが、旅してみると本当に楽しくて快適で、そしてたくさんの場所を訪れることができてとても充実した3日間になりました。

鉄道を利用しないと知ることもなかった風景にもたくさん出会うことができ、改めて鉄道旅の良さを実感できました!
この機会に、のんびりと移動も楽しむ北海道鉄道の旅へ、出かけてみてはいかがでしょうか♡

北海道鉄道をより楽しむポイントは?
鉄道旅のポイントは事前にコースを立てておくこと!
こちらのWEBサイトを活用して時間を調べながら行程表を作成しました。路線図を見ながらどこに行こうか考える時間も、楽しかったことのひとつです。

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