車いらずの観光地・高知市のフォトスポット巡り
四国四県の『松山市・高松市・徳島市・高知市』を一挙に巡る旅! 今回は高知県・高知市編。
高知市は年間を通して温暖な地域で、年間日照時間も全国トップクラス! そんな気候のおかげで食の恵みが豊富で、亜熱帯にちかいからか人柄もおおらかです。路面電車や路線バスも走っていて車なしでも巡れるコンパクトな観光地、というのもいいところ。
今回はそんな高知市の中でも、撮影が大好きなカメラガールズたちが「今撮りたい」フォトスポットを巡ってきました。実際に旅して撮影した写真とともにご紹介します!
目次
旅のスタートは「まち」の情報を図書館で
高い天井と木と白を基調とした明るいデザイン、大きなガラス窓から差し込む光が印象的な『オーテピア高知図書館』。ここは高知城の東側にある複合施設で、他にもバリアフリー図書が豊富な『オーテピア高知 声と点字の図書館』、プラネタリウムや身近な科学を体験できる『高知みらい科学館』があり、みんなが楽しく学べる施設なんです。
図書館に使う形容詞ではないかもしれないのですが、とにかく開放感があってオシャレ!! 本棚の番号も、棚の上に飛び出ていてカラフルに色分けされていてかわいいんです! 棚に並ぶ本をあれこれ見ていたら、普段読まないような本が並ぶ書架にたどり着き、思わず手に取ってみたりしました。旅先で図書館を訪れて、「そのまち」の情報を探すというのも、ひとつの旅の楽しみ方かもしれませんね。
※図書館なので撮影される場合は、スタッフの方に撮影の可否を確認してくださいね
メンバーが撮影した写真がこちら!
動物と触れ合える、ビジュアル良し! の牧場
『DEER LAND FARM 岡崎牧場』では朝絞りたての新鮮な牛乳を贅沢に使った、ミルクアイス、プリン、ソフトクリーム、シュークリームなど、濃厚で美味しいスイーツを楽しむことができます。
牧場には乳牛約80頭の他にもポニー、ウサギ、ヤギ、ブタ、犬がペットとして飼育されていて、餌やり体験など気軽に動物と触れ合えるんです! ここでは人懐っこい動物たちの撮影や、ちょうど紅葉真っ盛りのイチョウと一緒にポートレート撮影など、綺麗な景色の中で思いっきり撮影を楽しみました。鮮やかな黄色のイチョウを、こんな素敵なシチュエーションで撮れるフォトスポットなので、カメラ女子には全力でオススメしたいです!
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DEER LAND FARM 岡崎牧場
GoogleMap / HP
カメラ片手の朝のお散歩にオススメ!
高知市の名物『日曜市』をご存じですか? 毎週日曜日の朝の6時頃から午後3時頃まで開催されている、市が認めた公設の街頭市なんです。場所は高知城の追手門(おうてもん)からまっすぐ東に延びる『高知市追手筋(おうてすじ)』で開かれていて、約1kmに約300の露店が軒を連ねる、路上で開かれる市としては日本最大級の規模の市! ここでは新鮮な野菜や果物などをリーズナブルな価格で購入できるだけでなく、ご当地グルメを味わえたり、花・植木・土佐刃物などの高知の生活雑貨やお土産選びもできるので、日曜日に高知に来たら絶対に訪れて欲しいスポット。
ワクワクするような魅力的なものがたくさん売られているので、この通りを抜けた頃には両手が買ったものでいっぱいになっちゃうかも! 撮影で訪れる際には、念の為大きいエコバックを持参しておきましょう! あれこれ見ながらの朝のお散歩、とっても楽しかったですよ。
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その名の通り、鏡のように美しい川
市の中心部から徒歩10分ほどの『鏡川(かがみがわ)』、ここは映画『竜とそばかすの姫』の主人公のすずが通学するシーンで、何度も出てくる川のモデルとなった場所。映画の象徴的なシーンに選ばれるほど美しい川で、透明度が高く水面に映し出される光景はまさに「鏡」のよう!
川なので流れがあり、波のないリフレクションは撮れませんが、水が綺麗なので青い空と綺麗な緑などが水面に景色が映り込む姿は撮りがいがありますよ!
花火大会が行われるようなアクセスがいい場所を流れているのに、水の美しさもあるという、羨ましい環境の鏡川。撮影に、のんびりしに訪れてみては? ちなみに堤防には街灯がないので、夜遅くに訪れる場合はスマホの懐中電灯を使うなどして足元に注意してくださいね。
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鏡川(かがみがわ)
GoogleMap
旅の醍醐味は地元のソウルフード!
高知県人の隠れソウルフードといわれる、『チキンナンバン』をいただきに『鳥心 本店』へ! ちなみに行列店なので、時間には余裕を持って行ってくださいね。
鳥を使った定食は6種あり、どれもびっくりするくらいのボリューム! 定食はご飯と自家製ドレッシングが大人気のサラダ、コンソメスープ付き。ご飯は盛りの量を選べるのですが、少食の方には普通盛りでも多いので注意してくださいね。
もちろん私たちは高知県民のソウルフード、チキンナンバンをオーダーしたのですが、出てきてびっくり!! 「大きいよ」とは聞いていたのですが、想像以上でした…。
オーロラソースがかかったチキンナンバンは、お肉がパサパサしていなくてジューシー! やわらかくてとっても美味しかったです。大きくて全部食べれるか不安な方もいらっしゃるかと思いますが、残った分はお持ち帰りすることもできるのでご安心を。
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『南国土佐』の美味しいドリンクをテイクアウト
『Cafeカネナカ』は地元の人と旅人が集うゲストハウス、『とまり木ホステル』の1階にあります。こちらで味わえる料理は、南国土佐の太陽をいっぱい浴びた食材を使ったもの。3種類あるフードは、どれも素材の持ち味を生かした味わい。店内は木を基調とした優しい雰囲気で、入口付近はガラス張りで光が差し込みとっても開放的! 中央にある大きなテーブル席とカウンター席があり、テーブル席は相席になった人と自然と交流が生まれる、あたたかくてのんびりとした空間でしたよ。
テイクアウトのフードやドリンクもあるので、こちらで購入してドリンク片手にお散歩を楽しむのもいいですね。フードはランチになるものやスイーツ、ドリンクは自家製ジンジャーエールやゆずジュースなどいろいろありました。透明感がキラキラかわいい自家製ジンジャーエールと、コーヒーやラテなどのホットドリンクをテイクアウトして、ふたたび高知の散策へ!
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cafeカネナカ
GoogleMap / Instagram
エモさ満点! 元洋裁学校のレトロな建物
高知市のはりまや橋からほど近い『菜園場(さえんば)商店街』にある、古い洋裁学校をリノベーションした『コレンス』は、ギャラリーやカフェ、ショップなどが入った複合施設。1階にはレストランやセレクトショップや雑貨屋さん、2階にはカフェや整体、ジュエリーショップやギャラリーなどがあります。お店のジャンルがいろいろあるので、お目当ての場所以外を覗くのも楽しそうです。特にギャラリーは高知県内在住者を中心に、若手から重鎮までジャンルを問わず展示を行っているそうなので、まだ知られていない作家さんに出会えるチャンスかも!
ちなみに1階にある『しましまラボ』は高知や四国でのこだわりの食を販売するセレクトショップで、独自のセレクトの商品はおみやげにもぴったり! 学校の古い建物の面影を残した場所で、お土産を探しながらのんびり撮影するのもいいですね。
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まるで縁日!? 賑やかな食事体験!
『ひろめ市場』は高知の郷土料理はもちろん、なんと世界各国の料理が楽しめるフードコートスタイルのグルメスポット! イートインスペースは『お城下広場』や『自由広場』などがあり、路地には『いごっそう横丁』というスペースも。静かに食べたいな、というときは各店舗内にある客席を利用するのもアリ。広いイートインスペースは、わいわいとした雰囲気がどこかお祭りの縁日のような、海外のマーケットのような…で、なんだか楽しい。もちろんお料理の味もバッチリ! リーズナブルなお値段でいろいろな味を楽しめるのでオススメです。
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絶品の創作料理がおいしいバル風居酒屋
高い天井と、ガラス張りの大きな窓が印象的な『利他食堂(りたしょくどう)』は、おしゃれなバル風居酒屋です。メインの大通りからは少し外れるのですが、高知駅からも徒歩7分くらいなので、アクセスも申し分なし。掘りごたつ式の洋風個室やロフト席、カウンター席、ロフト風の2階席などがあり、一人でも友達と来ても楽しめそうです。お料理には地元高知の食材がふんだんに使われていて、ナチュラル調味料を使い素材の味を活かしたこだわりのメニューばかり!
ここでは気になるお料理を少しずつ注文して、みんなでシェアするのがよさそうです。居酒屋ですがノンアルコールドリンクが充実しているので、お酒が飲めない方も楽しめますよ!
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利他食堂(りたしょくどう)
GoogleMap
四国は日照時間も長く温暖な風土で、どこへ行ってもお料理は美味しかったのですが、特にここ高知は美味しいものにあふれているなあ、という印象です。それもそのはず、宿泊予約サイトの調査で「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」県ランキングで2位を獲得しています!
他にもまだまだ高知市は絶景もフォトスポットもたっぷりあるので、合間に高知の美味しいものを食べながら、のんびり撮影を楽しみたいですね。