フォトスポット数が圧倒的！一眼カメラで撮る「水の都」松江旅〜前編〜

今回2泊3日で旅した先は、島根県の松江市。松江市は岡山から特急やくもで「松江駅」まで約2時間半。飛行機なら「出雲縁結び空港」があり、東京・大阪・福岡・名古屋・静岡・仙台から直行便が飛んでいて、空港から松江市はすぐ近いのでいずれの方法でも好アクセスの観光地。そんな松江市を訪れた目的は「カメラ女子が絶対好きなやつ」的スポットが全国の地域と比べても圧倒的に多いから。実際に訪れたメンバーたちの評価は星５つ！そんな大好評の撮影スポットの数々を撮影写真とともにたっぷりとご紹介いたします。

お花だらけの楽園…!? カメラ女子が絶対好きなやつ

◇ 撮影スポット
松江フォーゲルパーク
◇ アクセス
一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅から電車で15分
JR松江駅から車で20分
◇ 利用料
入園料：大人1500円、小・中学生750円、幼児無料
◇ 撮影ポイント
どこを撮ってもフォトジェニック！天気が悪い日でも優しい光が差し込みますので、天候に左右されず写真が楽しめる嬉しいスポット。お花や植物を前ボケにして撮影してみて！
WEB / Google Map

まず訪れたのは、松江フォーゲルパーク！宍道湖畔の丘陵地に広がる32万平方メートルもの敷地に、総面積1万2000平方メートルの4つの展示温室や展望台が設けられた、花と鳥のテーマパークです。ご覧ください、この「お花だらけの楽園」を…。ここ、カメラ女子は絶対に好きなスポットだと思います！すべてのエリアが屋根付きの歩道で連結された「全天候型」となっているので、天候を気にせずゆっくり撮影を楽しめます。
白いワンピースを着てお互いにポートレートを撮影する、なんていうのもオススメです。さらに植物だけでなく、園内では、フクロウの飛行ショーやペンギンの散歩が見られます。鳥たちと触れ合えるコーナーもあるので、ぜひ人懐っこい鳥たちとの触れ合いを楽しんでみてください。飛び立つ瞬間にしか見えない羽の裏側や美しい鳥の姿を間近で見ることができますよ。

SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071

SONY α7 III / SIGMA 135mm f1.8 DG HSM | Art 017

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

隠れ家的＆インスタ映えなランチスポット

◇ 撮影スポット
Scarab（スカラベ）別邸
◇ アクセス
JR松江駅から車で5分
◇ 料金
「花かごランチ・花（ほうじ茶鍋付き）」1280円
◇ 撮影ポイント
見た目にも可愛い料理はインスタ映えばっちり！通りを歩いていると、つい入り口を見逃してしまいそうな隠れ家的雰囲気も◎
WEB / Google Map

松江城下町の堀川やカラコロ広場など情緒漂う街の一角にある「Scarab別邸」でランチタイム。こちらは松江のお茶屋さん「千茶荘本店」に隣接した隠れ家的日本茶カフェで、煎茶や抹茶といった日本茶を使ったオリジナルドリンクやスイーツ、料理が楽しめます。
店内には、ゆったりとしたラグジュアリーな雰囲気のソファ席や円形に囲まれた個室風テーブル席、小上がりの和室風座敷など、全く異なるイメージの席が選べるので、何度訪れても新鮮に感じるはずです。今回いただいたのは、「花かごランチ・花（ほうじ茶鍋付き）」です。3種のおばんざいと、肉か魚が選べるメイン料理に、「千茶荘」のほうじ茶を使用した鍋、ご飯。フワッとしたほうじ茶が香り、さっぱりヘルシーな味わいです。残ったご飯で雑炊も楽しめます。ほうじ茶鍋は、日本茶カフェならではの一品ですね。

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

PENTAX KP

SONY α7 III

PENTAX KP

縁占いができる隠れフォトスポット神社

◇ 撮影スポット
八重垣神社（やえがきじんじゃ）
◇ アクセス
JR松江駅から車で15分
◇ 料金
鏡の池占い用紙　100円
えんむすび貝守　800円など
◇ 撮影ポイント
薄暗い森の中で木漏れ日に照らされた「夫婦椿」には不思議なパワーを感じます！可愛いお守りは手に持って撮影することで可愛さUP！
WEB / Google Map

日本の有名な神話「やまたのおろち」にちなんだ、縁結びや夫婦和合、授児安産にご利益があるとして、多くの人がお参りに訪れる神社！恋愛成就の最強スポットとして、女子の間でも大人気なんですよ。豊かな自然が撮影できる隠れたフォトスポットでもあります。まずは拝殿でしっかり手を合わせて良縁を願ったら、厳かな雰囲気に包まれた森へ足を進めます。そして、森の奥にある「鏡の池」で、占いの和紙に硬貨を載せ、浮かべてご縁を占います。和紙が水に沈む速さや場所によってご縁がある時期や相手が近くの人or遠くの人がわかると言われる人気の縁占いなんですよ！（ドキドキ）和紙の上に置く硬貨は、10円よりも100円の方が早かったような…。（笑）
ちなみに境内には、根元は2本なのに途中で幹が1本にくっついた椿「夫婦椿」があって、これが枯れてもまた同じ様な椿が生えてくるそう。

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

PENTAX KP

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

SONY α7 III / FE 85mm f1.8

PENTAX KP

美しいポートレートや建築写真が楽しめる場所

◇ 撮影スポット
興雲閣（こううんかく）
◇ アクセス
JR松江駅からレイクラインバスで10分
◇ 利用料
入館料無料
◇ 撮影ポイント
2階テラスからの眺めは最高！館内は光が綺麗なのでポートレート撮影がおすすめ。
WEB / Google Map

松江城の城山公園内に佇む「興雲閣」。島根県内に残る数少ない明治建築で島根県指定有形文化財に指定されている歴史ある建物ですが、なんと入館は無料！そして撮影もOKという写真好きには絶好の撮影スポット。淡いグリーンの外壁や華麗な装飾・彫刻が施された西洋風のデザインが可愛いくて、写真映えします。自然光が綺麗なのでどこを撮影してもいい写真に◎ 混雑していないので友達同士でポートレート撮影するのには最高の環境です！

PENTAX KP

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

フォトジェニックすぎる！水の都・松江らしい秋のお祭り「松江水燈路」

◇ 撮影スポット
松江水燈路（まつえすいとうろ）（松江城周辺）
※毎年秋に1ヶ月程度開催します
◇ アクセス
JR松江駅からバスで10分
◇ 撮影ポイント
素敵な灯りを美しく撮影するには、ボケ味の綺麗なf値が低いレンズがおすすめ。ISO感度を高く設定すると手持ちでもブレずに撮影ができます。
WEB

この日は、3年ぶりの開催となった「松江水燈路」が行われている、なんともラッキーな日でした！松江水燈路は、松江城内から塩見縄手周辺に灯りをともして、幻想的な風景を楽しめるイベントです。会場は数えきれないほどの行燈や光のアートで彩られ、幅広い年代の人で賑わっていました。なんて幻想的なんでしょう…♡
一年でこの時だけの「堀川遊覧船夜間運航」も目玉。船上から見る夜の塩見縄手の街並みに行燈が揺らいでいて、水面に映る灯りもきれいです。暗い城壁に遊覧船の影が映り、趣のある楽しい雰囲気が伝わる写真が撮れました！ 2023年もきっと開催されることと思いますので、気になる方はぜひ来年行ってみてくださいね。

SONY α7 III / FE 85mm f1.8

SONY α7 III / SIGMA 135mm f1.8 DG HSM | Art 017

PENTAX KP

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

SONY α7 III / SIGMA 135mm f1.8 DG HSM | Art 017

湖を一望＆露天風呂付き！自分史上最高のお宿

◇ 撮影スポット
なにわ一水（いっすい）
◇ アクセス
JR松江駅から車で10分
◇ 撮影ポイント
部屋にいながら、まるで屋外にいるかのような情景が目の前に広がります。天気が良ければ、最高に美しい夕日が見られるそうです。朝は宍道湖にシジミ漁にでる船が見られます。テーブルいっぱいに並べられた料理は、夕食だけでなく朝食も豪華です。
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本日のお宿は、目の前に宍道湖を望む「なにわ一水」です。23室ある客室はすべて異なるデザインで、今回宿泊した部屋は、なんとなんとなんと….!?!? 松江しんじ湖温泉の露天風呂付き！！宍道湖が広がる風景と、上質な露天風呂、そしてセンスある空間に思わず感動の悲鳴が（笑）。あいにくの天気で夕日は見られなかったのですが、それでも十分な景色が広がります。料理も素晴らしいの一言！山陰の豊かな食材で彩られた滋味深い料理の数々にうっとり。温泉に浸かったあとは、島根県産オーガニックオイルを使ったトリートメントなどスパも体験できます。最高のもてなしで、非日常の贅沢な時間を過ごさせていただきました。本当に最高なので、老若男女誰にでもオススメです！朝早起きしたら、きれいな朝焼けを見ることができましたよ。

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

SONY α7 III / 28-70mm f2.8

SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071E-M10 Mark III / LUMIX G 20/f1.7 II

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

２日目は、和紙体験からスタート！

◇ 撮影スポット
安部榮四郎記念館（あべえいしろうきねんかん）
◇ アクセス
JR松江駅から車で20分
◇ 利用料
紙漉き体験500円（材料費込み）＋入館料（大人500円、大学・高校生300円、小学生200円）
色を加える場合は別途色紙代
◇ 撮影ポイント
体験中の写真は味わい深い雰囲気になります。光が後ろから差す位置で撮影すると和紙の質感が出て◎
WEB / Google Map

2日目がスタート！最初に訪れたのは「安部榮四郎記念館」。島根県出身の和紙製作家・人間国宝安部榮四郎氏が、昭和58年に手漉き和紙の普及のために設立した施設です。紙に関する貴重な資料のほか、彼と交遊のあった棟方志功、河井寛次郎等の作品、ならびに民芸・美術工芸品などの収集品が展示してあります。今回はこちらに隣接する「手漉き和紙伝習所」で、紙漉き体験をしました。教えてくださるのは、榮四郎さんの孫で館長の紀正さん。まずは紙漉きがどういったものなのか、動画で説明を受けてから、館長の実演を見させていただきました。初めての体験ではあるものの、お気に入りの作品にしたいということで、色は5色使いに。思っていたより難しかったかも？でも、館長に丁寧に指導していただきながら1時間ほどでちゃんと出来上がりました！A4サイズとハガキサイズの和紙は、自分だけのオリジナル。簡単じゃないけど初めてでもちゃんと出来上がる、とっても楽しく嬉しい時間でした。１時間の本格的な体験で500円って、お得すぎませんか？

SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071

PENTAX KP

SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071

こだわりも、写真も満点！おしゃれ空間でランチ

◇ 撮影スポット
東岩坂（ひがしいわさか）珈琲店
◇ アクセス
JR松江駅から車で15分
◇ 料金
本日のランチ　1500円
◇ 撮影ポイント
店内には薪ストーブがあり、天井も高く素敵な空間！個性的なデザインの家具もあって、どこを撮っても絵になります。
WEB / Google Map

こちらは自家焙煎コーヒーとこだわりのサンドイッチが自慢のお店。コーヒーはすべてオーガニック豆を使用していて、パンは北海道産ゆめきらりを使って毎日焼き上げているなど、こだわりが詰まったメニューが揃います。今回は「本日のランチ」をオーダーしました！スープは野菜たっぷりのミネストローネ、サラダも量がしっかりあって、パンかライスか選べます。そして本日のメインは、牛肉のソテー。柔らかい厚めのローストビーフです。肉はもちろん、付け合わせの野菜やオムレツも美味しかったです。食後にはドリンクも付いています。ボリュームもあって、かなりお得感のあるランチです！空間もすごく素敵なので、写真映えもばっちりです。

OLYMPUS E-M10 Mark III / LUMIX G 20/f1.7 II

PENTAX KP

自然とものづくりが楽しめる、温かな場所

◇ 撮影スポット
出雲かんべの里
◇ アクセス
JR松江駅から車で15分
◇ 撮影ポイント
作家さんの作業風景や、素敵な器は撮影しがいがあります！どこを撮っても温かい雰囲気の写真になります。
WEB / Google Map

「出雲かんべの里」は、工芸館と民話館、自然の森からなるモノづくり体験複合施設です。工芸館では4つの工房の工芸作家による製作の見学や作家指導のもと、モノづくり体験もできますし、器など松江市内外の作家さんの作品を購入することもできます。ここで活躍している作家さんの顔ぶれも多彩！幕末から続く一子相伝の高度な技術で、作品を生み出している籐細工作家の長崎誠さんや機織り作家の三島純子さん・三島千寿子さん、陶芸作家の山本将之さん・石橋優さん、木工作家の村山創達さんなど、色々な方の作品を見られるのも魅力です。カフェも併設されていたり、森あそびもできたりと観光や撮影には本当にピッタリの場所、充実した時間が過ごせます。

SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071

ディナーは、南国気分のBBQ！

◇ 撮影スポット
LOCOBLUE（ロコブルー）
◇ アクセス
JR松江駅から車で30分
◇ 利用料
ルーフデッキ貸切　1万円（5人まで）
※6人以上の場合は1人追加毎に＋2000円
バーベキュー　1人3000円
◇ 撮影ポイント
店員さんは撮影OK！？撮ってもいいですか？と聞くとノリノリで対応してくださいます！
WEB / Google Map

夕飯は、快適にダイビングを楽しむためのコンテンツが集まったお店「LOCOBLUE（ロコブルー）」へ！ここではコンテナを改装した店舗の屋上・ルーフデッキで、美しい日本海を眺めながらBBQを楽しむことができます。目の前に広がる海を少し高い場所から眺める特別感…。それも大好きなお肉を食べながら。このシチュエーションはかなりの満足度です！そして、スタッフさんは皆さんフレンドリー。次に訪れる時には「ただいま！」と言いたいくらい楽しめました。こちらでは、ダイビングの体験コースやライセンス取得コースがあって、ビギナーからシニアまで楽しめるそうです。次はダイビングにも挑戦してみたいですね。

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

OLYMPUS E-M10 Mark III / LUMIX G 20/f1.7 II

SONY α7 III / SIGMA 28-70mm f2.8 DG DN

PENTAX KP

フォトジェニックなキャビン群！？

◇ 撮影スポット
マリンパーク多古鼻（たこばな）
◇ アクセス
JR松江駅から車で35分
◇ 利用料
キャビン1棟利用　1人7800円～、2人1万200円～、3人1万2700円～、4人1万5300円～、5人1万7500円～、6人1万9900円～　※時期によって変わります
◇ 撮影ポイント
キャビンが並ぶ様子は、まるで海外のような風景です！広角レンズで広く撮影するのがおすすめ。
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２日目の宿泊先は、島根半島最北端に位置する島根町の、山の上にある「マリンパーク多古鼻」。キャビン15棟にキャンプサイトが20区画あるゆったりとした施設です。管理棟には管理人さんが常駐していて、手入れ・管理が行き届いているので安心です。室内はリビング・ダイニングが吹き抜けで開放感のある空間。水回りも使い勝手が良くキレイです。ゆったり快適に過ごせました。
日本海に沈む夕日も宍道湖に負けないくらい美しいそうですよ（私たちは日が暮れての到着だったので、夕日は見られませんでした）。夜に外へ出て空を見上げたら、雲の切間から星が見えました。晴れていれば、満天の星が見られるそうです！日の出に期待して朝を迎えましたが、あいにくの雨…。それでも日本海を見渡す大パノラマは絶景でしたよ。これから寒い季節になると、さらに空気が澄んで星もいっそうキレイに見えるそうです。

SONY α7 III / TAMRON 28-200mm f2.8-5.6 A071