「エモい」写真の聖地？！ 湯郷温泉の旅
今回の旅で訪れたのは、岡山市内から北東へ1時間半ほど車を走らせた場所にある、美肌の湯としても名高い、岡山県美作市（みまさかし）の『湯郷温泉（ゆのごうおんせん）』です。今回は2泊3日で、和洋趣の異なる2つの人気宿泊施設での時間もたっぷり楽しみました。温泉に浸かったあとは美味しい料理に岩盤浴…。さらに、お宿を拠点に「エモい」を探しに温泉街をまち歩きしてきました。
1200年という歴史ある温泉街ならではのレトロかわいいスポットや温泉グルメなど、「エモい」と感じる魅力あふれるベストショットとともにご紹介します！
目次
昭和の喫茶メニューでレトロに浸る！
定番の喫茶メニューがリーズナブルにお腹いっぱい味わえる！ と評判の店『喫茶ゴンベ』へ訪れました。昔ながらの喫茶店の店内はアットホームな雰囲気で、壁には地元のサッカーチーム「岡山湯郷ベル」の写真やチームのグッズがたくさん飾られていました。
早速、看板メニューの「スパゲティ」と「ハンバーグ定食」をオーダー！ ハンバーグの大きさもさることながら、野菜もたっぷりでボリューム満点！ 鉄板で提供されるスパゲティは具のウインナーがごろごろ、下にはふわふわの玉子が敷かれていて麺と絡めていただきます。もちもち太麺は食べ応え満点！ ころんとまるい大きなグラスになみなみと注がれた「ミックスジュース」や「クリームソーダ」などのドリンクはどこか懐かしく可愛らしいビジュアルで、昭和レトロ喫茶をたっぷり楽しめました。
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喫茶ゴンベ
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「伝説の巨人」の足湯で湯郷温泉体験スタート
お腹も満たされたところで、次に向かったのは、温泉街の中心地にある「足湯」。やっぱり温泉地に来たら、温泉に入りたくなりますよね。足湯なら旅の途中でも気軽に体験できて嬉しい！
この足湯は、美作地方で有名な巨人伝説に登場する『三歩（さんぶ）太郎』にちなみ、巨大な足の形をしています。いつでも無料で利用できるので、観光客に人気なのはもちろん、地元の人の憩いの場にもなっているそうです。この日は雪が降っていたのですが、湯温が38度あるので足元からぽっかぽかになれました。
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世界の木製玩具とアンティークオルゴールが楽しめる博物館
足湯でほどよく温まったら、歩いて5分くらいの場所にある『現代玩具博物館・オルゴール夢館』へ。ここにはドイツやスイスを中心とした木製の玩具や、100年以上前のオルゴールやからくり人形など約600点ほどが展示されています。
今回私たちは世界のおもちゃを紹介してくれる「おもちゃツアー」や「オルゴールコンサート」を体験しました！ 約40分の「オルゴールコンサート」ではオルゴールの説明や歴史背景の説明、1800年代に作られたオルゴールをはじめとする世界の珍しいオルゴールの音色を実際に聞けるんです！ レトロな響きのオルゴールの音色を聞いていると、身も心もすっと癒された気がしました。
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現代玩具博物館・オルゴール夢館
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みんなで撮るプリクラって、こんなに楽しかったっけ！？
『湯郷ボウル トリアス』はボウリングを始め、ビリヤード、コインゲームや体感ゲーム、2階にはカラオケボックスをまとめた複合レジャー施設。
温泉街での街ぶらと言えば「ゲームコーナー」は外せない！ ということで、今回の旅の思い出にみんなでプリクラを撮ってみました。カメラを持ち出してみたり、わいわいと撮っているとなんだか学生時代に戻ったようで、時間が経つのも忘れちゃいました。次に来たときにはちょっぴりレトロなトリアスでボーリングやカラオケも楽しんでみたいです。
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お花づくしのお出迎えが嬉しい、人気の癒し宿
1日目のお宿は、「美と健康」をテーマにした、湯郷温泉の人気旅館『花の宿 にしき園』。日替わりの生け花やアロマの香り、女将が作った押し花などでお出迎えしてくれます。しかも無料の足岩盤浴が楽しめる「和Nagomi」もあり、足元から身体の芯までしっかりと癒すサービスも！ 私たちはそれに加えて『バリの月』で岩盤浴を体験。温められた鉱石のベッドの上でぽかぽかに身体を温めて、ハーブティーもいただいて、ゆったりとした時間を堪能しました。
旅の醍醐味のひとつでもあるお料理も、地元の旬の野菜をはじめ、黒毛和牛や新鮮な魚介、『山田養蜂場』のハチミツ、『どんぐり農園』の薬膳卵など、身体のことを考えて作られた薬膳会席料理が味わえるんです。もちろんお味も絶品！身体も心も全部ほどけていくようで、明日からの旅へのリフレッシュ完了です！
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湯郷温泉2日目の朝は、旅館で貸してもらえる可愛いゆかたを着て温泉街を散策！
普段はこのあたりはあまり雪は降らないそうなんですが、今回の旅では寒波到来で雪化粧したんです！ 温泉街に雪なんて、撮影心が高まります！！！
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天然酵母の焼きたてパンで、朝のブレイクタイム
地元で人気のパン屋さん『あいゆうわいえ』へ。
このちょっと変わった店名の意味は、あい（愛・I）ゆう（優・YOU）わ（和・輪）いえ（家）なんだそうですよ！
店内に並ぶのは、国産小麦と天然酵母で作るハード系と呼ばれるドイツパンと菓子パン30種類。無添加で卵や乳製品も不使用、もっちりとした食感が特長です。店内のカフェスペースでは、ランチにパンやスープ、ドリンクも楽しめます。店内は少しクリームがかった柔らかい白と深い木の色でとってもシャビーな感じで、窓際でパンの撮影がとっても楽しかったです。
週末には遠くからの来店も多く、パンをいろいろ選びたいなら、早めの来店をオススメします！
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初めて握るガラスのペンとインクの魅力を体験
『Glass Studio Toos』は吹きガラスの技法でガラスペンを制作している唯一の工房です。吹きガラス技法を駆使したガラスペンは、軟質ガラスならではの筆当たりと、高い透明度が美しい一品！
2021年11月にリニューアルオープンしたショップで、宝石のように美しく並ぶガラスペンとさまざまなインクの魅力にふれてきました。壁にずらっと並ぶインクは眺めているだけでも楽しいです。ひとつひとつ微妙に色が違い、たくさんの色を揃えて相手に合わせて使い分けるのもよさそうです。何よりガラスペンに吸い上げられるインクの色が綺麗！ 試し書きもさせていただきましたが、思っていたより描きやすくて万年筆とはまた違う筆運びはクセになりそうです！
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Glass Studio TooS
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期間限定！ まるで星の中にいるような光のトンネル
湯郷温泉のランドマークのような『ゆ〜らぎ橋』は温泉街から歩いてすぐの場所にあります。約3万個のLEDを使って50メートルのアーチ状のイルミネーションが行われるとのことで、みんなで行ってみました。トンネルの中から上を見上げると、無数の星の中に立っているようで、とってもロマンチック！ 綺麗にイルミネーションを撮りたい場合は、三脚を持って行くのがオススメ！ でも、他の方の邪魔にならないように周りに注意して使ってくださいね。
イルミネーションの開催は期間限定（今回は2021年12月4日〜2022年2月28日・17時〜23時）なので、事前に情報を確認しておきましょう！
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ゆ〜らぎ橋
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本格的なインテリアでいただく、絶品創作フレンチ
2日目のお宿は「癒やしと健康」をテーマにした、カリフォルニア建築様式のホテル『ポピースプリングス リゾート＆スパ』！ 温泉街の中でも異色のリゾートホテル。木や手作りタイルなどをふんだんに使った温かみのある館内で、1階から4階まで吹き抜けのアトリウムロビーは、開放感たっぷり！ 優しいアロマの香りに包まれた空間には海外から厳選した家具が使われていて、まるで異国を訪れたかのような気分！
食事も海外のお屋敷のような空間で、地元の新鮮な野菜や肉・魚など岡山の恵みを凝縮した創作フレンチを堪能しました。「晴れの国岡山」は美味しいものがたくさんで、旅をするのも楽しいですよね！湯郷温泉にあるので天然温泉はもちろん、露天ジャグジーやスチームサウナなど癒やしの設備が充実していて、オリジナルのエッセンシャルオイルをブレンドした本格アロマテラピーも！
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ポピースプリングス リゾート＆スパ
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えっ！？ なんでこんなところに梅干しが？
通称『梅干し公園』とも言われている『鷺湯公園』には、大きな梅干しをイメージした石のオブジェがあるんです。
なぜ梅干し？？ この梅干しのオブジェは、美作市で『Mother Art Festival』というアートイベントの際に展示されたものなんです。マザーアートフェスティバル→マザー→お母さん→おにぎり→おにぎりと言えば梅干し、という、強引とも思える発想からの梅干しなんだとか！
他にも美作市の市木が「梅」だったり、この地域に伝わる巨人伝説の「三歩（さんぶ）太郎」が食べていたおむすびからポロリと落ちた具材が梅干しと言われているので、そういった理由もあるのかも知れませんね。そんなこの大きい梅干しを使って、みんなでおもしろショット撮りにチャレンジ！ F値の数字を大きくする（絞る）のがコツですよ。
春には桜の花も咲き、5月になるとほたるの乱舞する公園なんだそうで、その季節にまた来てみたいです。
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鷺湯公園
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体験教室で、世界にひとつだけの陶芸品をつくろう！
温泉街の陶芸スポット『とおと窯』で手ひねりと電動ろくろの体験をしました。
初心者でも付きっきりで教えてもらえるので、比較的難しい電動ろくろでも約1時間で形にできます。
湯呑みや茶碗、皿、花瓶など好きなものが作れますよ。
備前焼か信楽焼か選べて、2カ月〜6カ月後には焼き上がった完成品が自宅に届きます。
ものづくりにチャレンジしてみたい人は是非体験してみてください！
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リニューアルしたばかりのコテージで飯南豚をいただく
温泉街中心部から車で20分ほどの、自然豊かな高台にある『ペンション＆コテージ リゾートイン湯郷』で、飯南豚（いいなんぶた）と地元産の旬の野菜、蒜山（ひるぜん）そばが味わえる『飯南豚と地元旬野菜のつゆしゃぶ』コースをいただきました。飯南豚はきめも細かく柔らかくて、脂身までとっても美味しかったです。
今回は特別にお料理だけをいただきましたが、リニューアルしたばかりのコテージのお部屋は天井が高くとってもおしゃれで、家族連れや友達同士でゆったりと過ごすことができそうです。ペットと一緒に泊まれる部屋があるのも嬉しいですね！
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ペンション＆コテージ リゾートイン湯郷
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歴史ある温泉街で美肌の湯に浸かり、美味しいものをたっぷりいただいて、エモさを感じる街を散策して…心も体もリフレッシュできた旅となりました。日々の疲れをリセットしてゆったりとした時間を過ごしたい方や、レトロなものやエモいものを撮ってみたい方は、是非『湯郷温泉』を訪れてみてください。きっと大満足の旅になると思いますよ。
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Instagram ID / @camergirls_jp
