『tamaki niime』を撮影アイテムに、兵庫県西脇市を巡る。
日本の「へそ」でもある兵庫県西脇(にしわきし)市。この地域は『播州織』という織物で栄えた地域で、その歴史はなんと200年以上。今でもその伝統を守りつつ、新たな製品が日々作られ続けています。
『tamaki niime』は、播州織の中でも斬新でユニークで、独特の世界観を創る先鋭的なファッションブランド。染色からデザイン、裁縫などすべて自社で一貫製造していて、創る製品は少量多彩。そして商品はすべてが”1点もの”という、大量生産の時代には珍しい「こだわりまくっている」ブランドです。
今回はそんな『tamaki niime』でのお仕事体験や撮影に加えて、西脇市の様々なフォトスポットを撮影してきました。
しかも、今回の撮影ではtamaki niimeのカラフルで可愛い商品をフォトアイテムとしてレンタルさせてもらいました! 一体どんな写真が撮れたのか…? ぜひご覧ください!
目次
まずは、tamaki niimeへ!
兵庫県加古川駅から電車で「西脇市駅」まで48分。そこからレンタカーを借りてまずは『tamaki niime』のお店へ訪れました。お店といっても商品を販売しているだけでなく、ここはShop(店舗)& Lab(工房)が一体となって織物を扱っている施設となっています。
織物の工房と聞くと渋いイメージを持っていたのですが、そのイメージがひっくり返るくらいアートでフォトジェニック、まるでテーマパークのような『tamaki niimeワールド』です。工房は自由に歩き回ることができ、お仕事の様子も見たり撮影したりと、制限なく楽しむことができます。
カラフルな糸や機械がガシャンガシャンと動く様子、何もかもが新鮮! 本当に自由に歩き回って撮影を楽しめるので、フォトスポットとしてもイチオシです。
さらにLabの外に出ると、羊を発見! 他にも、犬や鶏など、色々な動物がここで一緒に暮らしているそうで、まるでちょっとした動物園のよう。人と動物が共存している、素敵な世界です。動物たちはとても優しくて近づいても大丈夫。動物たちの可愛い写真が撮れて、さらに満足度が上昇!
コットンの収穫体験!
『コットンから自分たちで作りたい』そう考えたtamaki niimeでは、店舗の近くで畑を借りてコットンの栽培も行なっています。今回はお願いをして、コットン畑の見学と収穫体験をさせていただきました。
初めて見るコットンは、植物とは思えないほどふわふわで可愛い! 一つずつ手で摘み取ります。
やってみると楽しくて夢中で摘み取ってしまいました。自然豊かな西脇市だからこそ、良質なコットンが育つんですね。
収穫体験はまだ商品化されていませんが、畑周辺は自然が豊かで景色も最高! 畑の見学や風景を眺めながらのカメラ散歩は、リフレッシュ感抜群ですよ。
しかも、今回は特別にコットンを種と棉に分ける機械を動かす体験もさせていただきました。機械に入れると種が取り出され、一瞬でふわふわの棉になりました。
この棉が、tamaki niimeの製品へと変化していくんですね。
大量生産ではなく、こうして丁寧に手作りされている製品を選びたい、そう感じる体験でした。
西脇市のフォトスポット巡り
続いては、西脇市のフォトスポット巡り! tamaki niimeのカラフルな傘やショールを特別にお借りして、西脇市を散策しました。まず訪れたのは、『日本のへそ公園』。ここはお子さま連れにも嬉しい広くてのびのびとした公園で、入り口では約70本のメタセコイアがお出迎えしてくれます。早速、tamaki niimeの傘を持ってパシャり。
園内には遊歩道もあり、自然散策も楽しめます。少し歩くと見えてくるのは、日本へそ公園駅。実際に電車が停まる駅なんですよ。さらにその付近には、岡ノ山美術館もあり、ここももまたフォトジェニック。
館内は撮影OKなのでアートや展示とポートレート撮影などもおすすめです。
裏庭はフレンチな雰囲気で可愛く、tamaki niimeのショールと一緒に撮影を楽しみました!
西脇随一の絶景、荘厳寺
続いては、西脇随一の絶景が楽しめる荘厳寺へ。このスポットのいいところは、お寺へと続く森の中の道がとてもフォトジェニックで、無駄な装飾がなく写真が撮りやすいところ! 特にこの階段は、まさに「写真に撮りたい」と思える絶好のスポットでした。
ここではtamaki niimeのカラフルな傘が大活躍! かわいい傘があると、写真がグッと絵になりますね。
この傘は1本ずつ色柄が違い、どれも1点もの。とても高級感があり、1本持っているだけで “いい大人感” が増し、さらにフォトアイテムにもなるという魔法のアイテム。tamaki niimeの店頭で販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
古くてエモい! 旭マーケット
続いては、播州織の歴史と木造アーケード建築が楽しめる『旭マーケット』へ。
築100年以上の木造建築が並ぶアーケードは、まるでタイムスリップしたかのように当時の雰囲気が感じられます。元々は播州織の工場で働く女工さんのために建てられた共同宿舎なんだそう。今でもここに住んでいる方もいるんですよ。
建物から差し込む光がきれいすぎて、ポートレートが本当に楽しい! レトロでエモいフォトスポット、カメラ片手に散策するのにはうってつけの場所です。
美味しいグルメも満喫!
西脇市はフォトスポットだけでなく、グルメも楽しい街。
今からの冬の季節は特にいちごパフェなどの『いちご』を使ったスイーツが美味しいと大評判! また、おしゃれカフェなどもたくさん増えているので、撮影の合間でぜひ立ち寄ってみてください。私たちが訪れたのは、「shima305」。
古民家を改装したカフェで、自家製ピザなどのフードやコーヒーや紅茶などのドリンクがゆったりと楽しめます。ピザはとても美味しいと近所でも大評判で、テイクアウトでも利用される方が多いそうです。
内装も可愛くて、素敵な写真が撮影できました。フィルムカメラで撮影しても可愛いスポットだと思います。是非、訪れてみて!
フォトスポットいっぱいの西脇市
神戸からも電車で来れて、日帰りでも楽しめる西脇市は、播州織とフォトスポット巡りがとても楽しい地域でした。#西脇カメラガールズ のハッシュタグで、実際に訪れたメンバーがインスタグラム投稿しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。