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オトナ写真部「カメル」

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静岡横断! おすすめスポットを欲張る写真ツアー1日目

静岡県は東海地方の太平洋沿岸に位置する県で、日本最高峰である標高3,776mの富士山があります。南北に118kmと広大な県域のため、北側には南アルプス、南側には駿河湾と、山も海も楽しむことができます。また、静岡県は世界遺産や歴史文化施設など多くの観光資源を有し、各エリアにさまざまなスポットがたくさんあります。今回はそんな静岡の歴史文化スポットをめぐる2日間の旅を満喫してきました!

 

繊細な滝と勇敢な滝を、同時に味わう!


撮影スポット
白糸の滝(しらいとのたき)・音止の滝(おとどめのたき)
アクセス
・東名高速道路 富士ICまたは、新東名高速道路 新富士ICから車で約30分
・富士宮駅から富士急静岡バスで約30分
撮影ポイント
人が少ない午前中に行くのがおすすめ◎
WEB / Google Map


富士宮に訪れた際に、ぜひ行っていただきたいのが『白糸の滝』。幅150mの湾曲した絶壁から絹糸を垂らしたように流れ落ちる優雅な姿からその名がつけられたそうです。白糸の滝は信仰の対象として、世界遺産である富士山の顕著な普遍的価値を証明するうえで必要不可欠な構成資産となっています。そして国の名勝及び天然記念物であり、日本の滝百選でもあります。

お土産屋さんの通りを抜けると、向かって右側に白糸の滝があります。長い階段を降りると橋が現れ、その橋を渡り整備された散策路を歩いていくと、存分にマイナイスイオンを浴びることができ、心が癒やされるはずです。

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Sony α7Ⅲ / Tamron E 28-200 F2.8-5.6 A071

白糸の滝とは対照的で勇壮な『音止の滝』。25mの絶壁から落ちる滝の轟音が迫力満点です! かつて曾我兄弟が父の仇で工藤祐経を討つ密儀をしていた際に、滝の轟音で声がさえぎられたため、神に念じたところ滝の音が止んだという伝説からこの名がつけられたそうです。白糸の滝とともに日本の滝百選の一つです。

白糸の滝とは逆側に音止の滝があり、お土産屋さんの通りを左側に行くと展望台があります。展望台は離れたところから滝全体を見渡せるような眺めとなっています。

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

天気が良ければ、滝の後ろに大きな富士山を見ることができます。
ちなみに富士宮市では「富士宮やきそば」というB級グルメのグランプリで初の殿堂入りをしたご当地グルメが存在します! 太くて弾力のある麺に、肉かすとイワシの削り粉が入っていて旨味も風味も最高なんですよ。

 

大迫力の大楠に願いを込めて


撮影スポット
來宮神社(きのみやじんじゃ)
アクセス
JR来宮駅から徒歩5分
撮影ポイント
大楠をアップの大迫力で撮影。遠目から、周りの荘厳な雰囲気も合わせて撮影。
WEB / Google Map


古くから來宮大明神と称し、熱海郷の地主神であって来宮の地に鎮座し、『来福・縁起の神』として古くから信仰されています。御祭神である五十猛命は熱海に鎮座される際、地元民と入来たる旅人を守護しようとお告げがあったことから、伊豆に来る旅行者が多く参拝する場所となっています。

大きな赤い鳥居をくぐると、両脇を竹が囲む参道があり、その先に御本殿があります。來宮神社の境内には御本殿以外にも3つの神社があります。御本殿と一緒に、参拝してみてはいかがでしょうか。

Sony α7Ⅲ / Sony FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

Sony α7Ⅳ / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art 019

境内の奥には、国の天然記念物にも指定されているご神木「大楠」があります。大楠は、樹齢2100年を超え、全国2位の巨樹の認定を受けているそう! 古くからこの大楠をひと回りすると1年寿命が延びると伝えられています。また、願いごとがある人は願いを誰にも言わずひと回りすると願いごとがまとまるとも言われています。

Sony α7Ⅲ / Sony FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

神社の中には、おしゃれなカフェがいくつかあります。その中でも、参集殿にあるテラスカフェ「茶寮 報鼓」は、本殿や境内の緑を眺めながらゆっくりとくつろぐことができるスペースとなっています。
メニューは、東京・世田谷の堀口珈琲の豆を使用したスペシャリティコーヒーや、熱海の特産である柑橘・橙が入った熱海紅茶、丹那牛乳を使用したラテなどがあります。

來宮神社の御祭神五十猛命が喜んだとされるお供物「麦こがし」を使用したドリンクもあり、生クリームの上に麦こがしの粉がかかっています。また、ハート型の最中も乗っていてキュート! 最中にはちょとした仕掛けがありますので、ぜひ飲んでみてくださいね。また、アイスのドリンクを頼んだ際についてくるストローはピンク色で、可愛いハートの形をしています。

Sony α7Ⅲ

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

 

金がいっぱい! 楽しいパワースポット!


撮影スポット
土肥金山(といきんざん)
アクセス
土肥港から徒歩15分
撮影ポイント
至るところに施されている金色を余すことなく撮影!
WEB / Google Map


土肥金山は伊豆市指定史跡であり、江戸時代に第一期黄金時代を明治時代から昭和にかけて第二期黄金時代を迎え佐渡金山に次ぐ生産量を誇った伊豆最大の金山です。金山は昭和40年に閉山しましたが、その後は土肥のパワースポットとして観光坑道や砂金採り体験を楽しめる観光施設として人気のスポットに生まれ変わりました。

黄金館には、250kgの巨大な金塊が展示されています。ギネスに認定されており、世界一の金塊を実際に触ることができます。12.5㎏の金塊を持ち上げる金塊実感体験もあるので、持ち上げることができるか、ぜひお試しください!

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Sony α7Ⅲ / Sony FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

Sony α7Ⅲ / Sony FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

Sony α7Ⅲ / Sony FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

また、施設内にある喫茶「金の砂」では、純金ソフトを食べることができます。ソフトクリームに金箔が振りかけられた豪華な一品です。味は、バニラと抹茶、ミックスの3種類があります。

Sony α7Ⅲ / Sony FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

 

広大な海の散歩。全面「青の世界」を存分に味わう


撮影スポット
駿河湾(するがわん)フェリー(土肥港→清水港のルート)
アクセス
土肥港乗り場:東海バス「土肥港」目の前
清水港乗り場:JR清水駅から無料シャトルバスで10分
撮影ポイント
船の中から海を撮るのもよし。デッキから広大な海を撮るのも最高◎天気の良い日はぜひ!

WEB / 土肥港:Google Map 清水港:Gogle Map


駿河湾フェリーで、日本一深い“駿河湾”から日本一高い“富士山”を楽しむ船旅ができます。天気がいいときには、海上から富士山を眺めることができます。運がいいと、イルカを見ることも……。(このとき、私たちはイルカの群れを見ることができました!)

江戸時代には、土肥金山で採掘した金を駿河湾フェリーの航路で駿府(静岡)の家康公へ届けていたそうです。現在静岡県では関係県などと連携し、土肥と佐渡(新潟県)を結ぶ海路と陸路のルートを新たに「黄金KAIDO」とネーミングしてプロデュースしているそうですよ。

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Sony α7Ⅲ / Sony FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

フェリーの航路は、静岡県から県道223号に認定されています。デッキには標識の看板もあるので、ぜひ見つけてみてください。船内にあるフェリーズカフェでは、抹茶ジェラートでお馴染みの「ななや」と駿河湾フェリーがコラボした「駿河湾ジェラートNo223」が食べられます。駿河湾をイメージした綺麗な青いジェラートです。また、デッキには潮風を感じながら船上屋台グルメを楽しめる場所もあります。できたてのたこ焼きがおすすめです!

 Sony α7Ⅳ / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art 019

Sony α7Ⅲ / Tamron E 28-200 F2.8-5.6 A071

Sony α7Ⅲ / Sony FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

Sony α7Ⅲ / Sony FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS

 

波の音を聞きながら、夜景を楽しむ

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM


撮影スポット
エスパルスドリームプラザ
アクセス
・JR清水駅から無料シャトルバスで10分
・静鉄バス三保山の手線「東海大学三保水族館/三保灯台」行き乗車、「波止場」下車徒歩1分
撮影ポイント
少し離れたところから、三脚を使用して撮影するといい。暗くなってからの方が観覧車のライトアップがより綺麗に見える。
WEB / Google Map


清水港に到着すると、すぐ目に入るのがこのエスパルスドリームプラザです。大きな観覧車とカラフルな建物、周りにたくさん並ぶ船が目を惹きます。施設名は、Jリーグチーム「清水エスパルス」からきているそうです。観覧車から富士山や南アルプスなど、美しい景観が楽しめます。

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

Sony α7Ⅳ / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art 019

Sony α7Ⅲ / Tamron E 28-200 F2.8-5.6 A071

夜にはライトアップがされるので、昼間の景観を楽しんだ後はぜひとも夜景もお楽しみください。目の前の海の水面にライトの光が反射するのが、また綺麗なんです!

Canon EOS 5D Mark III / Canon EF24-105mm f/4L IS USM

焼津温泉でちょっと贅沢なお宿


撮影スポット
湊のやど汀家(みぎわや)
アクセス
焼津駅から車で3分
撮影ポイント
お部屋を撮りたいなら広角レンズがおすすめ!
WEB


静岡に来たらぜひ泊まっていただきたいのが、「湊のやど汀家」です。特別感のある「離れ屋風客室」やオーシャンビューが楽しめる「料亭風客室」などちょっと豪華なお部屋に泊まることができます。

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静岡県の歴史文化スポットをもっと知りたい方は「いざ、しずおかへ!れきしず」をチェック!
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