一生に一度は食べたい!「若狭ふぐ」と海辺のまち高浜町
福井県の一番西にある高浜町、この地域は『冬』に訪れるべき地域なんです。
というのもこの街、冬は名物の『若狭ふぐ』が旬の時期を迎え、それをめがけて多くの人が訪れるんですよ。若狭ふぐはよく身が締まってプリプリとした食感で歯ごたえがあり、グルメもリピートしにやってくる美味しさ!ご当地で食べる若狭ふぐは美味しさだけなく、コストパフォーマンスも抜群! さすが若狭ふぐ発祥の地です。
今回はそんな若狭ふぐと、「フォトジェニックな海辺の風景」をめいっぱい堪能しに、1泊2日の旅に行ってきました。この旅で見つけた高浜町の「美味しい写真」と絶景写真をご紹介します! ぜひ、次の旅のご参考に。
目次
京都から電車で、1時間50分。
まずは電車で高浜町へ向かいます。
アクセスは、京都駅から車だと1時間50分程度で到着。
電車だと京都駅からJRの特急列車『まいづる』で東舞鶴駅へ、そこから『小浜線』に乗りかえ、京都駅から若狭高浜駅まで約1時間50分程度で到着します。
綾部駅乗り換えのルートもあるのですが、『まいづる』が便利で楽なので、電車で来られる際は事前に『まいづる』の時刻を調べておくのがオススメです。
今回は16:25発の『まいづる』を利用しました。
絶品すぎる若狭ふぐを堪能!
今回、宿泊するのは若狭和田ビーチが目の前の『海が見える宿 むらみや』。駅からは宿の送迎があり、迷うことなく来ることができました。
この宿を選んだ理由はもちろん、新鮮で美味しい『若狭ふぐ』を味わえるから! 到着後、荷物を置いたらすぐに宴会場へ案内され、お楽しみ時間のスタートです!
用意されていたのは、てっさ(ふぐのお刺身) やてっちり(ふぐ鍋・白子入り) 、焼きふぐ、ふぐのから揚げ、茶碗蒸し、ふぐのお寿司、熱々の『ふぐヒレ酒』、しめの雑炊など…想像以上にボリュームのあるふぐ尽くしの料理たち! こんなに美味しいふぐを、いろんな料理で味わえるのは産地ならではです。
若狭ふぐは、プリプリとした食感と濃い旨味が本当に美味しく、これまで食べたことのあるふぐとはまるで別物でした。また、使われているポン酢はふぐに合わせて厳選したものだそうで、柑橘系のフルーティーなポン酢でした。これもまた美味しさの秘密!しめの雑炊まで、ふぐの美味しさを最後まで楽しめて心の底から大満足。
さらにこのお宿、美味しいふぐだけじゃないんです。最上階の展望風呂からは若狭湾の夕日を眺めることができます。朝から夕方までどの時間に入ってもキレイな海を堪能できる贅沢な宿!
さらにすごいのは、ふぐのフルコースと宿泊も全部含めてかかったお金は18,000円ほど。こんなにも贅沢な体験がこのお値段、安すぎるのでは…?
メンバーが撮影した写真がこちら!
早起きして「海辺のまち」をフォトウォーク!
翌朝は早起きをして、宿近くの若狭和田ビーチとレトロな街並みが残るエリアを散策しました。
浜辺を歩いていたら犬の足跡が。朝早くに散歩でもしていたんでしょうか、海辺の街は朝が早いみたいです。少しずつ陽が昇って色が変わっていくキレイな空を見ていたら、日本海の冬の風もなんだか心地よく感じます。
そして昔の港町の風情を残すエリアを散策。海辺付近ならではの松の木が植えられた家や、木の板塀、ノスタルジックな街並みが美しく、カメラ散歩にはぴったりの場所。
朝の気持ちい空気の中、お互いのポートレートを撮影しながらの散策はとても楽しかったです。早起きしなかったら、懐かしい玉石モザイクタイルの流し場にも出会えなかったのでは…。高浜町の旅では、早起きがオススメです。
メンバーが撮影した写真がこちら!
若狭和田ビーチ/レトロな街並み
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美味しくてカワイイいちごをカメラでも「狩る」!
大きくキレイなハウスの『海辺のいちご畑 Jolly Farm』は、いちごを高設栽培で育てていて、しゃがみこむことなく楽な姿勢でいちご狩りをすることができます。こちらで食べられるいちごは『よつぼし』『章姫』『紅ほっぺ』の3種類で、常時2〜3種類のいちごの食べ比べを楽しむことがでいきるんです。甘みの強い章姫、酸味も感じられるよつぼし、バランスのいい紅ほっぺ、どれも美味しいいちごです。
赤み濃い、少しこぶりでキレイな形のかわいいいちごは、撮っていてとっても楽しくて、ついうっかり食べるのを忘れてしまいそうに…!こちらのいちご畑ではいちご大福やいちごどら焼きの販売もしてましたよ。
※今回は一足お先にイチゴ狩りを体験しました。Jolly Farmのイチゴ狩りは2022年1月2日から楽しむことができます。
メンバーが撮影した写真がこちら!
海辺のいちご畑 Jolly Farm
GoogleMap / HP
福井の「恐竜博士」とベンチでツーショット!
高浜町にある『若狭和田駅』は町の人が普段使う、在来線の駅です。今回訪れたのは『恐竜博士ベンチ』が設置されていると聞いたから!
白衣を着た恐竜博士のベンチは、2024年春の北陸新幹線敦賀開業を前に「恐竜県福井」のPRに作られたものなんだそうです。設置場所は固定せずに町内の施設やイベントで不定期に「出没」する恐竜博士が、駅前に出没とあれば、行ってみたくなるもの。
博士の横に座って、思い思いのポーズで写真を撮ってみました(笑)せっかくだからと、若狭和田駅でも写真を撮ってみましたが、少し懐かしい駅舎でこちらも写欲が上がりました…!
メンバーが撮影した写真がこちら!
若狭和田駅
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若狭ふぐを手軽に、オシャレなお店で
若狭和田ビーチにテラス席がある、言葉の通り「海が目の前!」の『FAMILIAR -Beachside Village-』。「レストラン」「バーガーショップ」だけでなく「ゲストハウス」としても利用ができるお店。店内もとってもオシャレ!外の壁にはグラフィティアートが描かれていてインスタ映えにもバッチリです。
こちらでは『FAMIふぐ天トロ丼』『若狭ふぐの和風パスタ』をオーダー! オシャレカフェでも手軽に『若狭ふぐ』を楽しめるなんて、産地ならではの贅沢ですよね。どちらもとっても美味しかった!
メンバーが撮影した写真がこちら!
FAMILIAR -Beachside Village-
GoogleMap / HP
もう1つ、若狭ふぐを手軽に楽しめるオススメのお店をご紹介します。
2021年夏にオープンしたばかりの『UMIKARA』、高浜漁港に隣接したお店は「魚と旅するマーケット」をテーマに、新鮮な魚介やお惣菜などの加工品を取り扱っています。
連なる三角の屋根やお店の魚のロゴもとってもかわいくて、漁港の印象をくつがえすオシャレなデザインのお店でした。しかも横断歩道手前に書かれている「前方に横断歩道または自転車横断帯あり」のひし形マーク、あれが魚の形をしていましたよ…!かわいい!!
ここでは新鮮なお魚を堪能すべく、『若狭に恋する海鮮丼』『若狭マハタの漬け丼』『あっぱれ大漁イカ丼』『若狭真鯛の漬け丼』をいただきました!
2階にある『うみからテラス』は高浜の海と青葉山を眺めながら食事を楽しむことができ、夏の夜は、魚介を中心としたBBQグリル&ビアガーデンとなるそうですよ。美味しい食事と海を見に、夏にも行ってみたい!
メンバーが撮影した写真がこちら!
薬草をすり潰して作る「薬膳茶づくり体験」
「薬草の宝庫」である青葉山の麓にある『青葉山ハーバルビレッジ』は、 薬膳茶や薬膳カレーなどが楽しめるカフェや、ハーブガーデンや薬草の小径があり、ワークショップも楽しめます。木をたくさん使ったナチュラルテイストな内装のお店がとってもオシャレ!
こちらでは「薬膳茶づくり体験」にトライ!時代劇なんかで見たことのある、薬草をすりつぶす器具の『薬研(やげん)』を使って、約6種類の薬草を合わせた「美」「健」「圧」の中からひとつを選んでブレンド薬膳茶を作りました。薬草をゴリゴリとすり潰し、粉状にできたら完成です。
自分で作った薬膳茶、家に帰って飲むのが楽しみです!
メンバーが撮影した写真がこちら!
日本海の「名勝」で絶景撮影!
室町時代に築城された高浜城の跡地にある『城山公園』、ここには日本海の荒波が長い年月をかけて作り上げた『八穴(やな)の奇勝』と呼ばれている8つの洞穴があることで有名です。
特に有名なのが『明鏡洞(めいきょうどう)』で、穴の向こうに見える水平線がとっても美しく、それが鏡に映った景色に見えることから明鏡洞と名付けられたそうです。私たちもその美しい洞穴を使って、オシャレに撮れないかいろいろ試してみました! みなさんもぜひいろいろな撮り方を試してみてくださいね。
メンバーが撮影した写真がこちら!
城山公園
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秋から冬にかけて、日本海の風景がますます綺麗になり、若狭ふぐが美味しくなる季節!
旅は「その土地の美味しいもの」に出会えるのが醍醐味のひとつですよね。それが高級な若狭ふぐであればなお嬉しい!
若狭ふぐの産地、高浜町では高級なふぐがリーズナブルに楽しむことができます。フルコースから丼のようなカジュアルなものまで幅広く味わえるのは産地ならでは!
また、高浜町にある若狭和田ビーチは、誰もが安心して楽しめる美しい海の証、ビーチの国際環境認証『BLUE FLAG』をアジアで初取得をしたビーチなんです。抜群の透明度を誇る水質と砂浜の美しさに移住をした人も多いという海は、本当にフォトジェニック!
城山公園では夕日百景にも選ばれた美しい夕日が見ることができたり、夜には水平線に漁火が灯ってよりいっそう幻想的な情景が広がるそう! ぜひ宿泊をして、若狭ふぐと「朝も昼も夕も夜も美しい絶景」を楽しんで欲しいです。