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自然リゾート! 島根県「雲南エリア」撮影スポット巡り

今回撮影に訪れたのは、島根県の雲南(うんなん)エリア。
島根といえば出雲大社が有名ですが、ここ雲南エリアは広島県からもアウトドアを目的に観光客が訪れる人気の観光地。そして結論から言えばこの地域は「自然」と「食(特に奥出雲和牛…♡)」が魅力で、隠れた撮影フォトスポットが豊富! カメラ旅にはもちろん、家族やお友達との夏の旅行にもピッタリの場所です。
アクセスは「出雲縁結び空港」から車で約1時間、広島からは約2時間程度で到着します。
とてもいい写真が撮れたと思うのですが…どうでしょうか? 撮影した写真とともに、撮影スポット情報をご紹介します!

コスパ抜群! 撮影スポットに囲まれた森のリゾート

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◇ 撮影スポット
森のホテル もりのす
◇ アクセス

「出雲縁結び空港」から車で約1時間15分程度
◇ 予算
1泊2食11,000円(税別)〜
◇ 撮影ポイント
洗練された空間と、周辺の川や森など自然スポットがいっぱい! 夜は満点の星も撮影できます。
WEB / Instagram


まずは飯南町(いいなんちょう)にあるお宿「森のホテル もりのす」へ。このホテル、めちゃめちゃコスパが良くて予約が殺到している人気のホテルなんですよー!

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チェックインを済ませてまずは館内を散策。
置かれているインテリアはどれもこれもがセンスが良くて、まるで高級ホテルのような雰囲気です!
なのに値段は1泊2食11,000円(税別)
〜だなんて…信じられないですよね。また、お安い宿だとお手洗いやお風呂が共有なことも多いのですが、ここは各部屋にお手洗いとお風呂があるので、とても快適! 清潔感もバッチリです。
さらにこのホテルが人気の理由は、アルコール飲み放題プラン(1名+3,500円)という神プランがあって、そちらはなんと滞在中お酒が飲み放題なんです! ちなみに、マンゴージュースやりんごジュース、コーヒーやカフェラテなどのノンアルコールは無料で飲み放題。驚くべきコスパ!! これは人気が出るわけだ…..。
ちなみにホテルと隣接された場所には、「Sauna park camp Morinosu」というテントサウナやキャンプができる施設もあるので、アウトドアやサウナが好きな方にも人気なんだそうですよ。

ホテル周辺の撮影スポットは、まるで天国!

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夕飯まで時間があったので、ホテルの周辺へ撮影に出かけてみました。もりのすは森の中にあるので、川などの撮影スポットがすぐ近くにあるんです。この写真は全て「歩いて5分以内」の場所で撮ったんですよ〜。

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近くを流れる川はとても水が綺麗で、石でできた階段はすごくフォトジェニックでした。2〜3時間は撮影を楽しんでいたような…? そのくらい撮りどころがいっぱいです。

夕飯は新鮮野菜と奥出雲和牛のグリルスタイルディナー!

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この日は日が暮れてくると、サプライズで焚き火のサービスもありました。まさにアウトドアという雰囲気で、ステキ!
そして間も無く、お待ちかねの夕飯タイムです。夕飯は美味しいグリルスタイルディナーのコースで、地元で採れたお野菜や椎茸、舞茸、奥出雲和牛などを自分で鉄板で焼いていただきます。

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どれもこれも美味しいのですが、一番感動したのは奥出雲和牛。ガーリックを塗り込んだお肉はとても柔らかく、旨味がすごい! 付け合せのマッシュポテトとの相性は…それはもう抜群の美味しさです。これまで食べたお肉の中で、一番かもしれない……と思ったほど。さらにボリュームも満点で、大満足です。お酒が好きな方はぜひ赤ワインと合わせてみてください。ちなみにワインは赤も白も種類がとても豊富で、 様々な産地のものがあり選ぶのも楽しかったです。
自然が好きな人、家族での夏の旅行、森林でゆったりと過ごしたい人、デートにも。ここなら間違いなく最高の時間を過ごせますよ。

ガイドと歩く、絶景と刺激の森林セラピー

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◇ 撮影スポット
飯南町ふるさとの森(森林セラピー)
◇ アクセス

「森のホテル もりのす」集合・解散(予約は飯南町観光協会まで)
◇ 予算
ガイド1名につき6名まで8,000円 ※2週間前までに要予約
◇ 撮影ポイント
森の植物たちの撮影をたっぷりと楽しめます。植物の撮影にはマクロレンズがあると◎
WEB


翌朝は、大自然の中へ! 朝一番に、森のホテル もりのすに隣接する「飯南町ふるさとの森」へ訪れました。ここには2.3kmの森林セラピーロードが整備されていて、ふかふかの木材チップが敷き詰められているので誰でも簡単に歩くことができます。
私たちは森林セラピーのガイドツアーを予約! このツアーを予約しておくと、楽しいガイドさんと一緒に植物の知識を教えてもらえたり、森の中にハンモックをかけて森林浴を楽しめたりと、自分たちだけで行くよりも “お楽しみ” がいっぱいなんです。また、ガイドさんは1グループ限定でつきっきりで見てくれますので、安心して楽しめるのもポイントです。

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ガイドさんはとても明るく優しい方で、人見知りでも問題なく楽しめました!(笑)
面白かったのは植物の話で、例えば「クロモジという植物は養命酒にも使われていて、爪でこするといい匂いがするんだよ」だとか、「おしりふきの木呼ばれるハクウンボクという植物は、昔はティッシュがわりに使われていて、触ると気持ちいいよ!」とか……。自分一人だったら確実にスルーしていたであろう植物たちの面白い話 を永遠に話しながら、体験させてくれるんです。
ちなみにこのおしりふきの木は…..まるで保湿ティッシュのような肌触りでした。

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1時間程度のウォーキングを楽しんだら、見えてきたのはハンモックの森! なんと朝一にガイドさんが設置してくれていたんだそうです。ここでお弁当を食べながら、ハンモックで森林浴を楽しみます。お弁当は事前予約をしておいたのですが (※森のお弁当(お茶付き)1,250円(税込))可愛いこのお弁当は手作り感があって、とても美味しかったです!
食べた後はハンモックに乗ってユラユラ。上を見上げると……。

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本当に素敵な光景が広がっていました。森林セラピー、最高だなあ!
森林セラピーはストレスが軽減されることはもちろん、血圧が正常値に近づいたり、免疫力のアップも期待できるのだとか。心も身体も軽くなったような感じです! さらにサプライズで、好きなアロマを選んでタオルに染み込ませてくれる「香り」のプレゼントもありました。冷たいのと温かいのが選べましたが、暑かったので冷たいのをチョイス! とてもいい香りで、癒し効果抜群でした。植物の可愛い写真も撮れて、大満足!

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この森林セラピー、普通に最高なのですが……特に写真好きにオススメなのが「日付限定」で行われるホタルツアー!漆黒の闇の中、上は満点の星空…ゲンジボタルやヘイケボタルがただよう姿はまるで宝石を一面に転がしたかのような世界で、人生観が変わるほど綺麗なんですよ」とガイドさんがおっしゃってました。7月中旬ごろに開催されるのですが、見頃が予測できないので森林セラピーのメルマガで直前にお知らせするそうです。ホタルの写真が撮りたい方は、まさに一押し! 限定16名様くらいだそうなので、 メルマガをチェックすべしです。
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樹齢一千年を越す大杉が見事な、由來八幡宮

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◇ 撮影スポット
由來八幡宮
◇ アクセス

「飯南町ふるさとの森」から車で約25分程度
◇ 予算
お賽銭・参拝料など
◇ 撮影ポイント
樹齢千年の杉と、真っ赤な鳥居がフォトジェニック。神聖な雰囲気や静けさを切り取りましょう!
WEB


森林セラピーの後は、飯南町にある「由來八幡宮(ゆきはちまんぐう)」へ。源頼朝が勧請した「出雲八社八幡」の第四社だそうで、とても歴史のある八幡宮です。歴史好きにはたまらないスポットでもありますが、フォトスポットとしても魅力溢れる場所なんですよ。

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まず入ってすぐに見えてくるのは、大きな杉の木! 樹齢は千年以上と言われていて、本当に大きいです〜! 全て写すには超広角レンズが必須ですね。
また、境内にはひときわ目を惹く赤い鳥居が続くスポットが。これは写真好きにはもってこいのスポットではないでしょうか……?

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また、この由來八幡宮には人間の体に獣の手足、龍の顔を持つ狛犬がいることでも知られているそうで、なんとこの狛犬の形は全国で八重山神社と由來八幡宮にしか存在しないようです。八幡宮の随神門の中に納められていて、実際に見ることができました! 他にも撮りどころいっぱいで、少し散策するだけでたくさんの写真が撮れました。

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◇ 撮影スポット
大しめなわ創作館 / 森のカフェ ラムネMILK堂
◇ アクセス

「由來八幡宮」から車で約3分程度
*大しめなわ創作館とラムネMILK堂は徒歩で移動可能です
◇ 予算
大しめなわ創作館は入館料無料・売店有 / ラムネMILK堂はカフェ代など
大しめなわ創作館 WEB / ラムネMILK堂WEB


島根の出雲大社と聞いて思い出すのは、あの大きな”しめ縄” 。それを作っている場所がここ「大しめなわ創作館」です。「由來八幡宮」から車で5分程度なので、セットで訪れるのがオススメです。
大しめなわ創作館では、東北から沖縄、海外などいろいろな場所のしめ縄を作っているそうで、海外だとスイス、UAE、ハワイ、タイなどにも納品している日本有数の『しめ縄専門の創作館』なんだそうですよ〜! 建物の中は入館無料で、実際に大きなしめ縄を作っている様子を見学できます。
現在は7月末に「茨城県の常陸国出雲大社」に届ける大しめ縄を作っているそうですよ。通常工房は撮影禁止なのですが、今回は特別に工房を撮影させててもらいました。

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こちらがその大しめ縄。でかい! なんてサイズだ……!!
実際に見てみると、とにかく大きくて驚きます。まるでモンスターのよう。完成したらトレーラーで運び、10人程度で取り付けるそうです。さらに、この藁は全て飯南町で作っているとのことで、それにも驚きました。専用の田んぼを設けて『赤穂もち』という品種の苗を植え、お米が入る前に収穫して、その日のうちに乾燥させて倉庫で保管し、製作する時一本ずつ皮を手で取っていくらしいです。はあ…….気の遠くなる作業ですね……。
しめ縄づくりの現場なんて、なかなか見たことがないのでは? とにかく迫力がすごいので、職人技を間近で見てみてください。

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そして「大しめなわ創作館」のお隣にあるのが、「森のカフェ ラムネMILK堂」です。ここでは美味しいアイスクリームに加えて、いろいろなドリンクやスイーツがいただけます。ミルク、野菜、森の産物など安心で安全な地元の食材を使い、全て手作りをされているそうですよ。

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とても美味しいスイーツが味わえて大満足! 隣には地域の野菜や特産品などが買えるお店もあったので、お土産選びも一緒にできちゃいます〜!


うんなんエリアに、カメラ部発足! 撮影マップもあり!

今回旅した雲南エリアに、なんと「カメラ部」が発足しました!
Instagramのハッシュタグ「#うんなんカメラ部」で投稿する、ゆるいコミュニティになっています。島根県内に住んでいる方を中心に活動されています。
この記事を参考に雲南エリアに遊びに行って欲しいのはもちろんですが、ぜひこのハッシュタグで投稿して「コミュニティ」に参加してみるのも面白いのでは?
素敵な投稿もたくさんあるので、旅の参考にもなると思います。
また今回のスポット意外にも、撮影スポットは盛りだくさん! 以下のフォトマップを参考に、ぜひ撮影を楽しんでみてくださいね。

 

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