オールドデジカメがエモい! Canon IXY 10で撮影してみた
camell編集長のくらそんです(@mizuki_camell)
一昔前は主流だった、オールドデジカメ。それが今「エモい写真が撮れる」とちょっとだけブームなんですよね。
どうして今更ブームなのかというと、その理由はセンサー(光を受ける基盤的なもの)にあるそう。現在のほとんどのカメラは「CMOSセンサー」が搭載されていますが、一昔前は「CCDセンサー」が主流。そしてこのCCDセンサーならではの独特の色味が “エモい” のだそう。
「え〜、本当に〜?」と半信半疑ながらも、つい欲しくなって買ってしまった Canon IXY 10。中古で17,000円ほどで購入しました。
*適当な物撮りですみません…
早速テスト撮影をしてみましたので、作例とともにレビューいたします!
目次
撮って早々にエモいを実感
camelltownの新企画のテスト撮影で使ってみました。とってもコンパクトなCanon IXY 10はスマホよりも小さくて軽いので、なんだか慣れるまでは変な感じ。おもちゃのような…! 背面は液晶だけでなく一応ファインダーもあって(小さい)そこからのぞいて撮影することができるので、軽いながらも撮ってる感はあります。
写りは言葉にするのが難しいのですが、最近のカメラよりもこってりした発色で、どこかレトロさを感じます! ボケはありませんが、だからこそレトロに感じるのかもしれません。画質自体がエモいというよりは “エモい撮り方との相性がいい” という感じかな? 最新のカメラだとどうしても構図とかを考えたり、綺麗に撮りすぎてしまうので、ファインダーを覗かずに適当にシャッターを押すようなスタイルで、とことんラフに撮影するとエモさが増しそうです。
悲しい点は、ISO1600のノイズがひどい
↑ISO1600で撮影した写真
↑ISO400で撮影した写真
一応ISOは手動で設定できるんですが、1600で撮影したところノイズがすごい!これはこれでアリかもですが…最新のカメラだと1600なんて全然ノイズが気にならないので、これにはびっくり(笑)このカメラで撮影する場合はISO400くらいまでにして、暗い場所ではフラッシュを使った方が良さそうです。
素晴らしい点は、機動力とフラッシュがいい感じ!
素晴らしい点は、やっぱり機動力の高さ!軽くて小さいので、いつでもポケットに入れて持って行けるし、サクッと撮影ができます。旅行やお出かけにも、街のスナップにも良さそうです!
また、フラッシュが内蔵されているのもいいところ! このフラッシュのおかげで、エモい写真になるんですよね。
内蔵フラッシュの硬い光が、生っぽさを演出してくれる
雨や雪の日にフラッシュを使っても良さそうなので、次回はその撮影をやってみたいと思います。
あと、まだちゃんと使っていないのですが動画撮影もできます。動画はかなりエモい雰囲気になりそうなので、あえてこのIXY10で動画を撮っても面白そうです!
まとめ
お値段も比較的安いですし、機動力も高く、独特のエモい表現ができるので、サブ機としてはかなり優秀なのではないかと思います! エモい写真が撮りたい方、フラッシュ撮影が好きな方には特におすすめのカメラだと思います!