一眼レフで「猫の写真」を上手に撮る3つのコツ
今回は一眼カメラで猫の写真を上手に撮るコツをご紹介します。猫の写真はカメラ女子にも大人気。このキュートな表情や口元がたまらなく可愛いですよね。
猫はじっと止まっていてくれないので、一眼レフで上手に撮るにはちょっとしたコツが必要です。せっかくいい顔をしているのに、手ぶれしてしまったり、ピントが合わなかったり・・・なんて経験はありませんか? 特に室内での撮影は、明るさが暗かったり光の当て方が難しかったりと、なかなかうまく撮れないことも多いと思います。
でも、実はうまく撮るには3つのコツがあるんです。これさえ守ればとても綺麗に、手ブレすることなくステキな猫写真が初心者でも撮影できます。
目次
絞り優先(AV/A)モードで撮影しよう
まずはカメラの撮影モードの設定を絞り優先(AV/A)モードにしてください。
このモードは、ボケ具合を左右する絞りを(Fという値)を自分で決めて、シャッタースピードはカメラが決めるという半自動モードです。
このモードのメリットは、ボケ味を自分で調整できること。ボケが綺麗な写真の方が猫写真には合っていますので、ぜひこのモードで撮影してみてください。
F値を最小に設定
絞り優先モードにしたら、Fという値を最小の数値にしてみましょう。そうすることでボケが綺麗に写ります。このF値はレンズによってどこまで小さくできるかが変わります。ボケが美しい写真を撮影したい場合は、F1.4など小さくできるレンズが1本あると便利です。
ISO感度でブレ防止
絞り優先モードの弱点は、シャッタースピードがオートということ。そうすると、手ブレや猫ちゃんの動きによる被写体ブレが発生する可能性があります。そんな時は、ISO感度を設定してみてください。
▼ISOの目安
日中の屋外・・・ISO100〜400
日中の室内・・・ISO800〜1600
薄暗い場所・・・ISO1600〜3200
ちなみにISOは数値が高ければ高いほど明るくなるのですが、その代償として画質が荒くなります。
そのため、その場所にあった適正な数値を入れることをオススメします。
ピントは猫の”目”にあわせよう
ピントはなるべく猫ちゃんの目に合わせましょう。人間の場合も同じですが、猫ちゃんの写真も目にピントを合わせるとぐっと写真が印象的になります。
こっちを向いてくれない場合は、優しく話しかけたり名前を呼んだりしてみましょう。大好きなおやつやおもちゃで釣るのもオススメです。
お部屋作りとふわふわの毛布
猫の写真を上手に撮る1番のコツは、お部屋をおしゃれにすることです。実際、猫ちゃんが可愛く撮影できても背景や周辺が残念だと写真としてはイマイチな仕上がりに…。ただ、そのためだけにお部屋のレイアウトを1から変更するのも大変ですよね。そこでオススメしたいのはふわふわの白い毛布。
毛布を敷いた場所を撮影スペースにすれば、お部屋の変更も必要ありませんし、何より猫ちゃんがとても可愛く撮影できます。特に真っ白の毛布は猫ちゃんの毛並みや柄なども美しく写せるのでオススメです。
ぜひ猫ちゃんと戯れながら素敵な写真を撮影してみてくださいね。