おうちでできる! 部屋撮りポートレートのコツ
2度目の緊急事態宣言で外出がなかなかしづらい中ですが、写真は撮りたいですよね。ポートレート撮影だとマスクを外してもらわないといけないので、躊躇される方も多いのではないかと思います。
でもおうちだったら周りを気にすることなく撮影できます! 逆に外だとなかなかできないお部屋でのポートレート撮影を楽しむコツをご紹介いたします。
今回の撮影に使用した機材
カメラ
・SONY α7RⅢ
レンズ
・CONTAX Planar F1.4 50mm
撮影にかかった費用
0円
目次
部屋撮りポートレートのコツ① 家の中の小物を使う
ロケーション撮影だとどうしても撮影小物を持ち歩くのが億劫になりがちですよね。でもおうち撮影だと思いつきで色々なものを引っ張り出せるので便利! 今回は定番ではありますが家にあった造花やドライフラワーを使用しました。
こちらのお花は造花です。小ぶりなお花は撮影アイテムや前ボケアイテムとして使いやすいのでおすすめですよ。
こちらも造花です。こちらはもともとリアルな造花なのですが、ぼかすと本物っぽく見えるので、もし気になる方は人物の方にピントを合わせて盛大にぼかしてみましょう!(笑)
部屋撮りポートレートのコツ② 家具やインテリアを活用する
こちらはおうちでしかなかなかできない撮影だと思います。おしゃれな椅子はただ座ったり横に立ったり、物撮りに使用したりするだけでも写真映えするアイテムなので、一つお部屋にあると撮影の幅が広がります。
椅子に座ってもらい、インテリアを影として演出してみました。殺風景になりがちな白い壁もひと工夫でおしゃれに変身しますね。
こういうポーズはモデルさんはちょっと大変かもしれませんが、頑張ってもらいましょう(笑)
ベッドも写真映えするのですが、部屋が狭くてあまり映せませんでした(笑)
おうち撮影の時はスペースに限りがあるので、50mmより広角目の、35mmや40mmくらいのレンズもあるといいと思います。
こちらは光を透過するカーテンを利用してみました。先程の造花も組み合わせることで儚い感じになりますね。
シルエットが想像力を掻き立てます。このようなシーンだとせっかくのカーテンの繊細な描写が白飛びしそうなので、撮影時は露出をアンダー気味にしています。
部屋撮りポートレートのコツ③ とにかく光が大事!
おうちフォトはとにかく光が大事です! いつどこに光が入ってくるかあらかじめ調べておきましょう。また、自然光が入る場合、蛍光灯や電球などが点灯していていると、色味が変になってしまうので、これらの照明は消しておきましょう。
逆光でも顔をちゃんと写したいという場合には、レフ板(白い紙でも可)を使用するのもいいと思います。
影を主役に撮ってみるのも面白いですよ。
家に壁しかなくても光さえあればアーティスティックな写真が撮れちゃいますよ!
おうちでポートレート撮影は手軽で簡単! 皆さんもこんな時期はおうちで撮影を楽しまれてみてはいかがでしょうか。
編集部/イワサキトモミ(Instagram)