2015.08.19
測光
測光とは、光を測定することで、その測定値によってカメラは明るさを決めます。
カメラの測光機能には、大きくわけて3つあります。
1.多重分割測光(=評価測光・マルチパターン測光)
・・・写る部分を複数に分割して全体露出を決定するモードです。キヤノンでは「評価測光」、ニコンでは「マルチパターン測光」と呼ばれています。一般的に良く使われるモードで、逆光にも使えます。
2. スポット測光
・・・画面の中心の一部分だけを測光して露出を決めるモードです。いちばんきれいに出したい部分を測光し、その後フレーミングし直して撮影する、という方法が一般的です。露出をカメラ任せにせずに、自分で調節したて決めたい場合におすすめです。
3. 中央重点測光
・・・中央部分を重点的に計測するモードです。被写体が画面の中央にあるときに有効です。編集部はこの方法はあまり使いません。
測光後、もし明るさが足りない場合は露出をプラスして撮影します。