ピクチャーコントロール
一眼カメラを買ったのはいいけど、写真がなんか垢抜けないな、平凡だなと感じたことはありませんか?
そんな時にはピクチャーコントロール(メーカーによって呼び方が違う)という機能を使ってみましょう。
目次
ピクチャーコントロールって?
ピクチャーコントロールまたはピクチャースタイル(Canon)、クリエイティブスタイル(SONY)とは、人物撮影や風景など、さまざまなシーンにあわせた写真の雰囲気や色味などの仕上がりを決める機能です。
コントラスト・彩度・シャープネス・色合いをオリジナル設定することで、ゆるふわ写真や鮮やか写真など、さまざまな作風に仕上げることができます。
設定してみよう
設定は簡単です。このように、『ピクチャーコントロール』という項目を選択します。そして表示されるモードから1つ選びます。
● スタンダード
鮮やかでバランスの取れたくっきりとした仕上がり。
● ニュートラル
少し彩度が控えめの淡い仕上がりになります。レタッチする場合に適しています。
● ビビッド
赤、青、緑など、原色の色を強調したいときに適しています。メリハリのある生き生きとした色鮮やかな画像になります。
● モノクローム
白黒やセピア写真になります。
● ポートレート
肌がなめらかで自然な画像になります。淡くフラットな仕上がり。人物撮影用。
● 風景
空の青や木々の緑などをはっきり出せます。彩度は高めになります。
● フラット
とても淡くフラットな仕上がりですが、情報量が多くレタッチや加工するのに向いています。
※カメラによって選択できるモードは違います。上記はNikon D750の例です。
基本的に、人物撮影の時は『ポートレート』、景色の撮影は『風景』など、状況にあわせて設定するだけでもOKです!
ピクチャーコントロールを使った作例
①風景
『風景』はコントラストが高くて色も鮮やかに。迫力のある写真に仕上がります。
②ビビッド
色鮮やかでポップな感じの仕上がりになります。
③フラット+彩度高め
ピクチャーコントロールはフラットにして、彩度を上げました。明るくて幻想的な雰囲気になります。
④フラット+彩度低め
先ほどと同様にピクチャーコントロールはフラットですが、今度は彩度を低めに設定しました。ゆるふわな雰囲気になりました。
いかがでしたか? もし分からないことがあれば、カメラの相談係 をぜひ利用してみてくださいね。