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オトナ写真部「カメル」

STORY
2019.10.30

写真に奥行きと動きを。「放射線構図」を取り入れよう

みなさんこんにちは。「放射線構図」という構図をご存知でしょうか。絵画などでもよく使われるという、奥行きを出すための構図で、写真に動きをプラスしてくれます。今回はそんな「放射線構図」の活用ポイントをご紹介します。

放射線構図とは

「放射線構図」とは、ある一点から複数の線が放射状に伸びていく構図のことです。奥行きや広がりを感じることができるため、躍動感、迫力を与えることができます。

上の二枚では、左の切り取りよりも、放射線構図を意識した右の方が広がりを感じていただけるかと思います。

放射線構図の活用ポイント

放射線構図は、主に以下の撮影スポットで活用しやすいです。
・街並み
・鉄道
・駅
・直線が続く道

街でポートレートなどの特定の被写体を撮影する際にも、背景の放射線を意識すると、いつもよりも動きがあり被写体を引き立たせることができます。日の丸構図とは別の被写体の引き立て方も、覚えておくと良いですね。

放射線上に、少しくらい障害物が入り込んでも大丈夫!十分に奥行きを表現できます。

いかがでしたでしょうか。ぜひ、スナップなどで取り入れてみてください。少しでも参考になれば嬉しいです♩

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田中 里奈