カメラガールズがこれからの未来にオススメしていきたい「Farmland trip（ファームランド トリップ）」。Farmlandとは農地を意味する言葉で、”農地のある田舎への旅” をイメージしてこの言葉をつくりました。

住まいからほど近くにある農山漁村エリアへの自由な旅、「Farmland trip」をあなたもはじめてみませんか？ 農山漁村エリアは繁華街のように人が密集せず、のどかな自然を感じられるエリアです。自然豊かな風景を目で見て楽しむことはもちろん、カメラをもって撮るのもきっと楽しいはず。

今回は、佐賀県太良町へのFarmland tripをご紹介します。

※外出自粛や他県への往来などの自粛はお住まいや訪問先の自治体の指示を必ずご確認の上お願いいたします。また、マスクや手洗いなどの徹底は必ずお願いいたします。

太良町はこんなところ

佐賀県の西南部に位置する太良町（たらちょう）は、みかんやわさびの生産が活発に行われており、東側は有明海に面しているために特に漁業が盛んな町。特産の竹崎カニ・竹崎牡蠣は太良町の人気のグルメで、多くの人々がこの地を訪れます。潮の満ち引きが大きな有明海ならではの珍しい風景も見ることができ、美味しいものにも写真スポットにも出会える魅力の詰まった町です。

JR多良駅

まずはこぢんまりとして親しみやすい駅舎がかわいい、JR多良駅。2020年4月から無人駅となりました。

太良町の「太良」ではなく、「良いことが多い」と表記される駅の名前から、たくさんいいことがあるようにと願う「幸せの鐘」があり、1回鳴らすと幸せを呼び、2回鳴らすと2人が幸せになり、3回鳴らすと皆が幸せになるといわれています。今回はもちろん3回鳴らしました！

フォトスポットとしてもオススメですよ。

太良の名物「竹崎カニ」

太良町といえば竹崎カニというほど人気のグルメ。 竹崎カニは、有明海の潮の満ち引きによって太陽光をたっぷり浴びた栄養豊富なプランクトンを食べているので美味しく育つそうです。一年中食べることができるのですが、夏はオス、冬はメスが美味しくなるらしいです！

太良町には竹崎カニを食べられるお店がたくさんありますが、今回は「食事処 海望」で竹崎カニを堪能。

竹崎カニをふんだんに使ったメニューが豊富なので、何度行っても飽きません。

多良岳わさび苑

水源の森百選にも選ばれた多良岳にある「多良岳わさび苑」。地下水を組み上げているため、一年中冷涼な水温が保たれているそうです。夏でも涼しげで、ずっといたくなります。

こちらで収穫した新鮮なわさびはもちろん購入もでき、ドレッシングやわさび漬けなどの加工品も販売しているので、お土産にも最適です。

大魚神社の海中鳥居

約300年前、島に置き去りにされた代官が大魚（ナミノウオ）に救われ、 感激した代官は魚の名を取って「大魚神社」と海中に鳥居も建てたという言い伝えがある歴史ある場所です。

有明海では最大６ｍという日本最大級の干満差が見られ、干潮の時はこのように鳥居の下をくぐれますが、満潮になると鳥居の上の方まで水が増えるそうです！

太良町一のフォトジェニックスポットではないでしょうか。

甘くて美味しい「たらみかん」

温暖な気候と清らかな水で育つ「たらみかん」は、色つやが美しく、まろやかな甘さとほどよい酸味のある、とてもおいしいみかんです。

針茂（はりも）果樹園では、手ぶらでみかん狩りができます。その場で食べてもお持ち帰りしてもOK！ こちらで一番人気の秋桜みかんは食感と甘み、酸味のバランスが絶妙で一度食べたらやみつきです。

カキ焼き・海鮮焼 「三宝」

こちらでは海産物直売所で新鮮な魚介類を購入し、炭火で焼いて食べることができます。テーブル代（火代、箸・お皿などの料金）300円という破格のお値段に驚きです！

採れたてだから本当に美味しい！ 都会だとなかなか味わえませんよね。

バームクーヘン雅

美味しい食事の後にデザートはいかがでしょうか。
優しい甘さで地元の人からも人気の「バームクーヘン雅」。商品は全て小麦粉ではなく、米粉でできているそうです。海中鳥居のイラストが入った、鳥居バウムは人気商品のうちのひとつ。

お土産にも喜ばれること間違いなしです。

すぐ近くにあり、自然が楽しめる農山漁村エリアの旅「Farmland trip」はいかがでしたか？
佐賀県太良町は食べ物がとにかく美味しくてグルメ旅にはオススメのスポットです。また、地形的にどこからでも有明海が見えるので、のんびりと潮の満ち引きを観察してもいいかもしれませんね。

＊Farmland Tripを楽しむための注意点＊
・３密は避けよう
・買い物するときはマスク・除菌をして品物は購入するもの以外は手で触らないようにしよう
・人とすれ違うときは距離を取ろう