寝てるなんてもったいない!? 移動中写真のススメ
旅行の目的地に着くまでの移動中、みなさんはどう過ごされていますか? 私は大抵、乗り物の窓から外の景色を見ています。今回は旅先ではなく、過去に撮った移動中の写真をご紹介します。
目次
空の移動
空からの景色は飛行機に乗った時にしか見ることが出来ないので、窓際の席が取れた時はずっと窓の外を眺めています。
白い雲と真っ青な空の色が好きで、いつも惚れ惚れしながら眺めています。翼を入れて撮ると、飛行機に乗っている感じが出ます。
こちらはスペインに行ったときの写真。まっすぐな海岸線が印象的でした。
魚眼レンズで撮ると独特でおもしろい写真になりますね。
夕方のフライトを選べば、太陽が沈む様子を空から見ることができます。オレンジからネイビーに染まる空は、地上で見るものとは違った美しさがありました。
海の移動
「瀬戸内国際芸術祭」がきっかけで、島旅にハマりました。「瀬戸内国際芸術祭」とは3年ごとに香川県と岡山県の瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭です。現代美術はもちろんのこと、島々への移動も私にとっては大きな魅力となっています。
小型の高速船は低い位置に窓があるので、窓に波飛沫がかかって迫力があります。
たくさんのフェリーや高速船が行き交うのも瀬戸内海の魅力です。すれ違うポップな装飾のフェリーを小型の高速船からパシャリ。
大型フェリーでは甲板に出るのもオススメです。ダイナミックな船跡と、小さくなっていく島々をボーッと見送るのが心地よく感じられました。
陸の移動
新幹線の移動中でも写真を撮ります。
朝焼けの中に煙突から上がるけむりが、仕事の始まりの合図のようです。
在来線の電車内から、広島県福山駅構内を撮りました。奥の石垣は福山城です。駅がお城に隣接されているなんて珍しいですね。
海外では見るもの全てがおもしろく感じられて、たくさんシャッターを切りました。スペインのマドリードの街をバス移動中に撮ったものです。テールランプ、信号、自転車に乗った人の赤が、都会のグレーの色に映えていました。
こちらもスペイン。レースが開かれていたようで、バスの中からカラフルなコスチュームのたくさんのアスリートを見ることができました。
ベトナムのハノイの繁華街は、いつも大渋滞なのだそうです。街灯の色のせいか、日本とは違った渋滞の景色でした。
ハノイから世界遺産のハロン湾に向かう車内。運転が荒くて、ハラハラしたのを思い出しました。
まとめ
最後の写真は肥薩オレンジ鉄道という熊本県南部の海沿いのローカル電車に乗った時のものです。今年7月の豪雨災害の影響でこの車窓からの景色も見られない状況となっています。(2020年8月末時点ですので、詳しくはホームページをご確認ください)
旅行は目的地だけじゃなく、移動中に写真を撮るのも楽しめると思いませんか? 移動中に寝てるなんて、もったいないですよ!
編集/カメラガールズEditors コノハ