シグマは、カメラの交換レンズを主力に生産しているメーカーです。キヤノンをはじめ、ニコン、ソニーなどの各種カメラに対応するレンズを生産しています。純正のレンズ(カメラ本体と同じメーカーのレンズ)と比較してコストパフォーマンスが良いこと、繊細でシャープな描写が得意なこと、設計も製造も日本国内で行っていることが特徴で、カメラガールズスタッフも愛用しているメーカーです!
今回はレンズの紹介がメインですが、シグマはfpという世界最小・最軽量のフルサイズミラーレスカメラを製造しているカメラメーカーでもあります。興味のある方は、是非とも公式HPをチェックくださいね♪
ワークショップでは、Canon EOS Mシリーズのカメラを使って、シグマの新作レンズを女子10名で体験しました。会場は、雑誌などの撮影にも使われている、自然光たっぷりの広くて開放的なスタジオを贅沢に貸し切りました。
撮影の前に、カメラガールズ講師によるレクチャータイム!
メモをとったり、スライドの写真をとったり、
みんな真剣に聞いています。
少しだけ、レクチャーの内容をご紹介♪
今回使用したレンズは、
の3本。それぞれ16mm、30mm、56mmと焦点距離が異なりますが、焦点距離が短いレンズほど広い範囲を写せる広角レンズ、焦点距離が長いほど遠くの物を大きく写せる望遠レンズになります。
F1.4というのはレンズの明るさを表わし、Fの数値が小さいほど明るく、ボケ味のある写真が撮れます。F1.4のレンズは、非常に明るくよくボケるレンズで、開放(F1.4)で撮影すると、ピントが合った焦点部分のシャープさと、美しいボケ味を体験できます。
ワークショップでは、それぞれのレンズの良さを活かして、
さらに一歩踏み込んだストーリーのある写真にチャレンジ!
ストーリーを感じる写真には「人」がポイント!写真に人物の手足の一部を入れたり、動作を入れるとその場の空気が伝わる写真になりますよ♪
さっそく、実践タイム!
広いスタジオを自由に使って、テーブルフォトやポートレート、屋外撮影に挑戦しました。
広角の16mm(35mm判換算で26mm)のレンズは、風景やスナップ、室内撮りにも使えるオールマイティーなレンズ。今回はテーブルフォトにも使いましたが、被写体の近く(25cm)まで寄れるので便利!また、広い画角を活かして、スタジオ全体の雰囲気を写し込んだポートレートにもオススメです。
標準の30mm(35mm判換算48mm)のレンズは、目で見る画角に近く、スナップの他に料理やテーブルフォトにオススメの、使い勝手の良いレンズ。テーブルフォトでは、綺麗なボケ味でプロのような写真が撮れました。可愛い小物を使ったり、お互いの手を入れて撮影したり、みんなで撮るとたくさんアイディアが浮かんで楽しい♪
中望遠の56mm(35mm判換算90mm)のレンズは、大きなボケ味が特徴で、ポートレート、テーブルフォト、草花の撮影にぴったりのレンズ。望遠レンズって重いのかな〜と思いきや、付けてみると軽くて持ち運びしやすい!適度な距離感でモデルさんを撮影できて、ボケ味も美しいため、ポートレートで大活躍!テーブルフォトでも、写真の主題と副題のメリハリがつけやすい、主役が引き立つレンズです。
※このページに掲載されている写真は、シグマの3種類のレンズで撮影しています。BEFOREの部分のみ手持ちのキットレンズで撮影しております。