大分県にはたくさんのフォトジェニックなスポットがあります。その中でも、写真撮影が大好きな『カメラガールズ』たちが見つけた最高のフォトスポットをご紹介します。ぜひこのプランを参考にフォトジェニックな旅を楽しんでみてくださいね。
今回は大分県を4つのエリアに分けてご紹介します。
1つ目は竹田、九重、日田、玖珠などの南西部エリア。
2つ目は由布院、別府などの中部エリア。
3つ目は佐賀関、臼杵、津久見、佐伯、豊後大野などの中南部エリア、
そして4つ目は国東、姫島、豊後高田、宇佐、中津、杵築、日出などの北東部エリア。
どのエリアも魅力溢れるフォトスポットがいっぱいです!
今回の旅は佐賀関港からスタートです!
レンタカーを借りて、大分県の中南部エリアを巡ります。
周辺には何もなく、海へと続く線路が印象的なフォトスポット。鋼のレールと鉄製の枕木で造られている線路は、造船所で作った漁船を運び出したり修理する船を搬入するために設置されたものなんだそう。線路には所有者がいるので、ご迷惑のかからないように注意してくださいね。また、向かう道は狭い箇所もあるので、地元の車優先で安全運転でお願いします!
一度は途絶えてしまった『臼杵焼』。残されたわずかな資料をもとに「現代版臼杵焼」を復活!白い磁土を使い、たたらの型打ちという技法で手作りの風合いの残った輪花と呼ばれる花形の器が特徴なんだとか。自然の形を抽出して作る器たちは臼杵の豊かな海や山から採れる食材や、伝統の食文化を美しく引き立たせます。2022年秋には、臼杵焼体験&販売の工房がオープン予定!
元郵便局の建物が
かわいい!
臼杵城から南西のエリアは今でも城下町の景観が残っています。白壁と雨が降った後の濡れた石畳は雰囲気バツグン!この辺りは阿蘇山の火山灰が固まってできた凝灰岩の丘で、その岩を削って道を通しているのですが、特に『旧真光寺』の前は「切り通し」と呼ばれ、臼杵を代表する景観のひとつなんですって!
石畳の道沿いに
白漆喰の壁が映える
モダンでシックな内装のふぐ茶漬け専門店、臼杵市を竹ぼんぼりで彩る『うすき竹宵』をコンセプトにしたオープンテラスカフェ、お土産屋さん、臼杵にゆかりのある作家さんの作品が展示されているギャラリーが併設する複合型観光施設。ここに来れば臼杵の美味しいものや美しいものを体感することができますよ。
やさしい光がたくさん
大友宗麟(おおとも よししげ)が1556年に丹生島(にうじま)に築いた臼杵城の跡には、今でも石垣や2基の櫓(やぐら)が残っています。その後、明治の公園令で公園地に指定され整備され、市民の散策やスポーツの場としても親しまれています。春には、およそ800本といわれる満開の桜が咲き誇る名所として、たくさんの人に愛されているスポット!
桜の時期は絶対訪れて!
臼杵唯一の温泉施設で、女性用の露天風呂の広さは驚きの約20畳!肌になじみの良い、とろみのある琥珀色のお湯が特徴です。大分の旬の魚はもちろんのこと、臼杵名物のトラフグを1年通して食べられますよ。玄関の上のラウンジや別館から温泉棟をつなぐ階段もフォトジェニック!お部屋も広くて、洗面ボウルや照明のスイッチカバーなどは絵付の焼き物が使われていてかわいい!
館内も撮影が楽しい!
津久見港から、船で離島・保戸島へ! 保戸島はとてもフォトジェニックな離島で、山の傾斜面に3・4階建てのコンクリート造りの住宅がぎゅっと集まって建っている姿が、まるで地中海の風景のよう!まぐろ遠洋漁業発信基地でも有名で、漁の合間に手早く栄養がとれるようにと考案された「ひゅうが丼」は美味しい名物!
島ならではの絶景!
美しい海を臨むことができるこの場所は、豊後水道を守るため豊予要塞の一つとして設置された丹賀砲台の跡です。メインの丹賀ドームの中は廃墟のようになっていて迫力満点!螺旋階段と天井のガラスドームも印象的です。ひんやりと感じる白壁の地下通路には当時の資料が掛けられており、その頃のことを知ることができます。
アートな写真が撮れるよ
九州本土の最東端『鶴御崎』の絶壁に立っている灯台で、九州で最初に昇る日の出を見ようと元旦には多くの人が訪れる、とっても眺めのいい場所。戦時中に要塞として砲台や壕が作られ、跡はミュージアムパーク鶴御崎として公園化されています。今では恋愛の聖地『恋する灯台』として認定され、幸せの鐘を鳴らすカップルが増えているそう。
緑に包まれた白い灯台
三角と四角のシンプルなシルエットが可愛い建物のカフェ! 真っ白な壁と白木を使った韓国風の内装がとってもオシャレ。手作りにこだわったスイーツやドリンク、8種類のスパイスを使用した「スパイスチキンカレー」などが楽しめます。シーズンには、農家から直接仕入れたフレッシュないちごがかわいいパフェ、タルト、ドリンクに変身!
可愛いスイーツが
たくさん!
木で作られた待合室が可愛い『ととろのバス停』は、今から約60年前に轟(ととろ)地区の方々によって作られたそう。かつては大分バスが運行していましたが、現在は佐伯市のコミュニティバスの停留所として利用されています。周辺には地元の人や、ファンの人が作ったトトロにまつわるものがたくさん置かれていて、多くの人から愛されているスポットです。
不思議な場所に行けそう
大野川と奥岳川が合流する場所に、突如高さ50m長さ500mにわたる岩戸(いわど)と呼ばれる大絶壁が!その岩壁をくり抜いたトンネルから、赤や黄色の列車が飛び出してくる姿がとっても不思議。実はここ、鉄道ファンには有名な場所なんだそうですよ。
のどかな景色と
列車がかわいい!
豊後大野市の祖母山(そぼさん)の近く、ユネスコエコパークに登録されたエリアにあります。キャンプエリアもあり、大自然をカジュアルにも本格的にも楽しめちゃいます。天井の高い気持ちのいい食堂でジビエ料理がいただけたり、本格ロウリュが楽しめるサウナ体験も! すぐそばに動物たちが暮らしているので、運が良ければ出会えるかも?
海外風の建物で
旅気分倍増
階段状の参道の両側には樹齢300年を超える杉の木がそびえ立ち、なんとも雄大な姿を見せてくれます。参道を上っていくと、歴史を感じる木造の拝殿と風の神様を祀った本殿が現れます。境内の澄んだ空気に心も洗われます。健男社を包む杉などの自然林は県指定天然記念物で、神殿の背後にはモミの巨木がある自然林が残されています。
木の声が聞こえてきそう
田園地帯に突然滝が現れるという、珍しいスポット。滝の前には吊り橋がかかっていて迫力のある姿を正面から見ることができたり、滝の上から滝つぼを見下ろせる散歩道、崖のふちまで近付けるスポットもあります。滝の上流にある鳥居は『緒方三社』のうちの『二の宮社』の鳥居で、毎年の川越しまつりの際に神輿がここをくぐるそうです。日本の滝100選にも選ばれています。
お散歩気分でこの絶景!
オーナー夫婦がリノベーションしたお店で、照明や椅子などはヨーロッパアンティークを使っているそう。独自の天然酵母や厳選された地元の素材を使って、丁寧に作ったパンや焼き菓子、ケーキがたくさん並んでいます。『やまカフェ』では旬の地元野菜をふんだんに使ったランチやドリンクを楽しめ、窓からは四季折々の豊かな自然も満喫できます!
美味しいランチを堪能
鉄道や町などへの電力供給のために建設された発電所の跡です。沈堕(ちんだ)の滝の落差を利用した石造りの水力発電所は廃墟のように一部が残っていて、蔦の絡まる姿はジブリの映画に出てくるようで神秘的。連なるアーチの窓がポートレート撮影にも似合いそうです。
ジブリ映画に出てきそう
大分県のフォトジェニックなモデルコースはいかがでしたか?
ぜひこのプランを参考に、実際に大分を旅してみてくださいね。
カメラガールズたちが撮影した素敵な写真ギャラリーです。
旅写真の参考に、ぜひご覧ください。
まるで映画の
ワンシーンのよう